2013年2月7日木曜日

ClubDB2 第156回


purescaleに関するお話を聞いて来ました。
個人的はOracle RACよりも好きな技術なので、とても興味深かったです。

https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/wikis/home?lang=ja#/wiki/ClubDB2/page/%E7%AC%AC156%E5%9B%9E

○感想
purescaleの最小構成事例は、中小企業でも導入できるレベルのものだった。(定価で3000万円程度)並行処理が必要なDBの構築があった場合は、検討に入れても良いと感じた。
IBMは今後もアプライアンス製品を多くのパターンで出すことが想定される。アプライアンス製品は、性能から考えた場合コストパフォーマンスが良いため、中小企業でも導入しても良いと感じたが、一方で融通が効かないため、今の要件や開発や運用を前提とした場合、導入は難しいかもしれない。ホスティング契約などでアプライアンスを利用するのが現実的な気がした。
今後、他社でもアプライアンス製品を多く出し、業界的に自由なハード設計はできなくなっていくように感じた。そうなった場合を備えて、アプライアンスを前提とした要件定義の仕方などを考えていく必要があると感じた。
アプライアンスのみでDBを構築しようと考えた場合、どのデータ配置してどう連携すればよいのかエンタープライズのデータモデリングが難しくなると感じた。
クラウドとアプライアンスの住み分けが難しいと感じた。