2015年3月27日金曜日

マイナンバー制度 ガイドライン公開

マイナンバー制度のガイドラインが特定個人情報保護委員会から公開されました。

 『特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)』
http://www.ppc.go.jp/files/pdf/261211guideline2.pdf


正直内容は大したことないです。
今まで公開されていた個人情報保護に関するガイドラインを強化した感じです。
個人情報保護を読んだことのある人ならP60ありますが、大した時間はかからないと思います。

マイナンバー制度ができたことによってより情報保護が強化されました。
そのため罰則等も強化されています。

また、システムに関係する部分はほとんどないのでSEの人はこのガイドラインは読まなくてもよいと思います。(特別対象システムにかかわっている人は自動化を検討するためにも読んだ方が良いです。)

変わったことのポイントとして情報の破棄が明確になったことです。
定められた破棄期間を超えても破棄していない場合は処罰の対象になります。

2015年3月26日木曜日

被ばく治療最前線

新しい形の被ばく治療がアメリカのテネシー大健康科学センターから発表がありました。
http://www.asahi.com/articles/ASH1Q2TV5H1QUGTB001.html

なぜか、この報道は朝日新聞からしかされていないので信憑性に欠けます。
とはいえ、本当のことであればとてもすごいことなので、一応記載します。

被ばくは、紫外線やX線等の強いエネルギーを持った目に見えない光や粒子が肉体を貫通することで、細胞を破壊してしまうことで発生します。
この時の光や粒子を放射線といいます。放射線を出す力を放射能と呼びます。

放射線は小さくたくさん出るので、人間のあちこちを貫通します。これらすべてが害悪というわけではありません。
放射線が体を貫通した場合は以下のようなパターンがあります。
①肉体のビタミンEに反応する。
 ビタミンDができて体に良いです。よく太陽光に浴びるとビタミンDができるといいますが、これは太陽光から紫外線が少し地上まで届いているためです。
②メラニンと反応する。
 人間の皮膚には、紫外線から体を守るためにメラニンという物質が皮膚にあります。
 これに反応すると日焼けが発生し黒くなります。これは紫外線以外の放射線でも同様の現象が起きますが、特に紫外線に良く反応します。
③肉体の細胞を破壊する。
 一発で完全に破壊するわけではありません。貫通した際に部分的に細胞が破壊されます。
 これは人間の自然治癒能力で回復できるレベルです。エネルギーが大きくても小さいですから。しかし、中にはたくさん破壊されてしまう細胞もあります。こういった細胞は通常の死んだ細胞と同様に血管を通って廃棄されます。
④細胞核を破壊する。
 細胞核に当たった場合、基本的には③と同じですが、運悪く細胞核を破壊してしまうこともあります。この時、DNAが破壊されます。
 通常はDNAが破壊されても自然治癒で治りますが、DNAの修復に失敗するとがんになります。
 放射線がたくさんある場所ではたくさん細胞核が破壊されるため、それだけ壊れた異常なDNAの発生確率が上がります。これによって人が死んでしまうことが多いです。

一般的にはこのような感じです。
例外としては、おなかの中の赤ちゃんや精子、卵子等にぶつかると間違ったDNAを正として成長してしまい、奇形児が生まれてしまうことがあります。

被ばくのたちが悪いところ、この被ばくした細胞からさらに放射線が出てしまうことがあるところです。ただし半減期(対象の物質が半分の数になる期間)が短いしたくさんの放射線が出るわけではないので近づくだけで人が死ぬようなことはありません。しかし、体の中から出続けるわけですから当然体には悪影響です。

被ばくした人の治療ですが、基本的にはありません。
自然治癒能力を高めたり、異常が発生した細胞を切除したり、デトックス等で循環器系の機能を高めて壊れた細胞を早く老廃物として外に出すような方法しかありません。

今回テネシー大健康科学センターから発表された内容はくすりを投与することで寿命が延びるというものです。
つまり、被ばくが治るというわけではなく、寿命が延びやすい体質を作るというのが正しいと思われます。
今までは、人間の機能を高めることで対応していましたが、薬で対応できるようになったというのはとても大きいことです。
他の病気で自己治癒能力が低下や年配になり新陳代謝が悪くなっている人には薬がとても大事なものになります。

いまいちどのような原理で寿命を延ばしているのか報道資料やリリースを見てもわからないのでなんとも言えないですが、薬による対応が可能だとすると本当にすごい発見です。
本研究が成果に結びつくことを期待したいです。

日立、20km長の光ファイバーで毎秒400ギガビット級の伝送に成功

日立製作所は20kmにも及ぶ光ファイバーで高速な伝送に成功しました。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320150319eaaa.html

今まで、長距離での光ファイバーは実現できていませんでした。
理由は素材的問題と光の減衰の問題です。

この技術によってデータセンター間の通信によるパフォーマンス劣化を防ぐことができます。むしろ、ここまで早いとネットワーク装置が先に限界になる可能性の方が高い気がします。

この技術で直接データセンター間をつなげば、セキュリティ面でもIP-VPNや専用線よりも安全な通信ができることになりますので、広まってほしい技術だと思っています。

IP-VPNはインターネット上に固定のルートを作って暗号化して通信を行う方式です。そのため、固定ルートが解析され、暗号化を解除された場合、盗聴の危険性がありました。
専用線は名前の通り専用の線を使っていますが、技術的に長距離の線を作ることができなかったので何度もスイッチを介していました。そのため、スイッチの乗っ取りによって盗聴される危険性はありました。

今回は20kmなので日本の巨大なデータセンターをすべてつなぐには至っていませんが、今後さらに距離が延びれば、日本に安全なネットワークが構築されることになります。

この技術は非常に未来があって期待したいものです。


個人間送金サービス『Square Cash』がビジネス分野にも拡大

個人間で送金が可能なサービス『Square Cash』が始まりました。


http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032401055/


今まで個人間で送金をするには、振り込みまたはクレジットカード等を利用するしかありませんでした。この場合、手数料がかかったり、承認に手間がかかる等の問題を抱えていました。

今回のサービスは電子メールでの承認をすることで手軽で誰でも使えるところがポイントになります。

 ビジネス向けには、1.5%の手数料がかかるようです。

送金を受けることができる固有ID は『$xxx』というキャッシュタグというものを使います。(twitterのハッシュタグみたい)

便利サービスであると同時にこれを悪用した詐欺が流行しないか心配です。
そういったことに対する勧告や対策をしてほしいです。

レッドデータブック2014<植物Ⅰ>

環境省からレッドデータブック2014<植物Ⅰ>が出版されました。

http://www.env.go.jp/press/100724.html


有料なのでみることはできないのですが、『維管束植物』を対象とした絶滅する恐れのある植物をまとめた資料になります。
全バージョンは平成18年に出版されましたが更新されていませんでした。

他のレッドデータブックを見たことがありますが、とても細かく乗っているので、研究者にはとても役に立つ資料になっています。

環境保護の観点からも皆さんもご一読してはいかがでしょうか。

書籍『ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと』がウェブ上で無料公開中

鈴木雄介さんが著者の世界中のソフトウェアアーキテクトの知見や助言がまとめたられた書籍の『ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと』が無料公開されています。

http://xn--97-273ae6a4irb6e2h2ia0cn0g4a2txf4ah5wo4af612j.com/

この本を私もってなんども読んでいます。
この本は、各有名な書籍を1ページにまとめています。そのため、そこまで時間をかけずにソフトウェアアーキテクトとして知らなくてはいけないことを学ぶことができます。
また、概要だけの記載になってしまうので詳細まで学びたいときは対象の本も記載しているのでindexとしてもとても使えます。

是非、この機会を利用してみなさんもご一読ください。

ちなみに鈴木さんとは何度かお会いしたことがありますが、とても良い方で私のような若輩者にも丁寧にいろいろなことを教えてくださいました。
一度、鈴木さんの講演を受けていただきたいです。とても勉強になります。


2015年3月25日水曜日

三菱重工が長距離の無線送電に成功

三菱重工が無線を利用して長距離の電力を送電することに成功しました。
http://www.sankei.com/smp/economy/news/150312/ecn1503120037-s.html

今までは短い距離では実現可能でした。たとえば、携帯電話の充電でコードやスタンドを使用せずにおくだけのものなどが発売されています。

今回は、10kwを500m先に送電することに成功したようです。多少のロスはあったようです。
この技術は現在JAXAが中心になって構築しているSTSSという宇宙で太陽光発電をして地上に電力を送る施設にも利用されることが期待されます。

今回の実験ではマイクロ波を利用しているようですが、JAXAはレーザーの利用を検討していたようです。

個人的にはマイクロ波の方が良いと思っています。レーザーの場合、空気による減衰の影響が大きくなります。一方、マイクロ波は電送先の固定が難しいですが減衰は弱いです。
今回そのマイクロ波の弱点を克服し、ピンポイントで送ることに成功していることからもとても期待の技術です。

他国では起動エレベーターを建設して伝送することも検討しているようですが、こちらの技術の方がより安全で大規模な施設構築ができることが期待できます。

資源の少ない日本にとってこれはとてもうれしい技術革新です。

日立 量子コンピュータに匹敵するCMOSを発表

2015年2月23日にCMOS上で疑似的に量子コンピュータの計算手法を再現して量子コンピュータに匹敵するものを試作したことが発表されました。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150223_689576.html


近年、IT分野に力を入れている日立ですが、ついにここまでのものを作るとは本当に驚きです。
この技術を利用すればスーパーコンピュータの世界に革新をもたらすだけでなく、われわれが使うデバイスも大きな革新が起きることは間違いないです。

また、電力が最適化されているため、モバイルにもとても向いています。

そして、とてもありがたいのは、ノイマン型コンピュータというもっとも普及しているコンピュータの考え方のまま計算速度が爆発的に上がるのはありがたいです。

私は量子コンピュータに詳しくないのでわかりませんが、どのような計算処理に最適されるのでしょうかね?とても気になります。

次期Linux kernel は4.0

次期 Linux kernel の4.0の候補版がリリースされました。

本バージョンは近年のトレンドに合わせて、セキュリティやクラウドといったものに最適化されているということはわかっていますが、どのように変わっているかは私はわかっていません。

日本ではまだ3.0すら普及していない現状から考えると4.0が普及するまでに何年かかることやら。

最新テクノロジーを取り入れているディストリビュージョンのfedora 21 は3.11以上であることがわかっています。

4.0に対していつ対応するか期待です。

次世代モバイル通信『5G』は1Tbps

現在は、4G~4.5Gと言われています。
次世代のモバイル通信の5Gは1Tbpsということがわかりました。

http://gigazine.net/news/20150226-5g-1tbps/

4Gが役110Mbpsなので1万倍近く早くなることがわかります。

もはやwifiよりもはるかに速いです。

このような状況になった場合、現在の速度制限は緩和されるのでしょうか?
されないとせっかくの速度を自由に使うことができず、より不便になる可能性すらあります。

プロバイダには新たなビジネススキームが求められています。

今のビジネスモデルは通常の契約だけでは利益がでなくなり、wifiルータや速度制限解除のお金で儲けを出しているという構造になっています。

さらにsimフリーになり端末で稼ぐこともできなくなっています。

NTT、au、ソフトバンクの今後のビジネススキームを考えるのか真剣に考える必要あります。
今までのようなマーケティングだけではとてもじゃないですが、対応できる時代ではなくなってきました。

Google 検索アルゴリズムをモバイル向けに

Googleが2015年4月21日から検索アルゴリズム全般をPC向けからモバイル向けに変更することを発表しました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/27/news091.html


これは、世界で普及するスマートフォンがPCのデバイスを超えて、検索される割合も圧倒的に変化して来たことが要因です。

具体的な違いについては発表されていませんが、スマホ向けに作られているサイトが検索の優先順位が上がることなどが予想されます。

私のようにPCが主体の人間にはさびしいです。

まだ、他の検索エンジンは今後どのような検索アルゴリズムに変更するか発表はされていません。

yahooは検索アルゴリズムがgoogleと一緒であるため、一緒に変更されることが想定されます。

bingは独自のアルゴリズムで商業的な要因をすべて排除しているので、このスタンスを変えることはないと思われます。

appleの検索アルゴリズムはまったく知りません。

後は国独自のものが多いので詳しいことは予想ができません。

ただ、スマホはappleとandroidがシェアの9割を占めているのでユーザがこのアルゴリズムに慣れてしまう可能性が高いのでちょっと怖い気がします。


日本の対グーグル、アップル戦略

経済産業省が『我が国のクラウドサービスにおける競争環境等の整備についての検討』と題して実質、グーグルとアップルに対する日本としての戦略を発表しました。

http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/shojo/johokeizai/it_business_wg/pdf/004_s02_00.pdf


すごく不快なのは、日本のメディアは対グーグルだけの話をしていて対アップルに関する話をしていない点です。

要旨は以下の通りです。
・iCloudやgoogle Drive等は著作権者の許可なくサーバにアップロードとダウンロードを行っているため、著作権侵害のおそれがある。
 しかもサービス提供側ではなくユーザ側が著作権侵害として犯罪者になることになる。
 クラウドのストレージは公共のロッカーとして考えられるため、著作権者に無断で複製して公共の場においてあると解釈できる。

 このような状況を一方的にユーザの責任にするのは、不当であると考えかれるため、プロバイダ側でガイドラインの整備等を行い抑制する必要がある。
 また、著作権が侵害されている状況を容認しているプロバイダ側の責任は大きい。

・動画コンテンツでは著作権や肖像権の侵害を行われたまま動画が公開されている。
 このような状況を容認しているのはプロバイダ側の責任となる。

・米国との著作権の考え方に大きな違いがあるため留意が必要。

・国際法であるDMCAとも整合性をとったうえでガイドライン整備し、著作権侵害の状況を抑制すること。


世界中からgoogleは法律的に攻撃を受けています。
1社を責めたてるのはあまりよくないことだと思っています。

一方で法律を明らかに守っていないと思われるアップルに対して無関心でいる世界の政府に落胆を感じます。

また、アメリカはGoogle、Appleといった自国の大きな企業を守るために世界各国に圧力をかけている現状も看過できません。

Googleとアメリカ政府の強いつながりがあることは過去の経緯から明らかです。

このような状態をどう変えていけばよいのか難しい問題だと思っています。

今思えば、Googleがここまで大きくなったのは、アメリカの後押しが大きかったのかもしれません。

目の色を変えるレーザー治療 臨床試験

目の色は多くの人が黒または茶色だと思います。白人に多い青は人の憧れの的だと思います。
最近はカラーコンタクトを入れることによって実現している人もいますが、やはり理想は美容整形と同じようにできることが最も望ましいです。

レーザーを使って黒・茶色の目を青にする治療が臨床試験の段階に入っていることがわかりました。
http://boston.cbslocal.com/2015/03/05/new-procedure-changes-brown-eyes-to-blue/


目の色は、 色素の濃さによるものです。
色素はDNAで生まれながらに決まっているので変えることはできませんが、レーザーを使って目の色素を薄くすることで青にするという手法をとっています。

今回のような方法で色素を薄くすることはできるようですが、濃くすることは現在できないと思われます。
そのため、一度やってしまうと後戻りはできません。

青い目は見た目がきれいですが、生物的には非常に弱いです。

目に紫外線が入ることは日常の中でよくあることです。黒い目の場合、黒い部分はに紫外線が集中し、目へのダメージを避けることができます。
しかし、色素の薄い青は直接目にダメージを負ってしまいます。最悪失明することも想定されます。
もしくは早く白内障等に早くなりやすくなります。
目へのダメージを避けるために色素の弱い人はサングラスをしています。(よく映画で見ますよね) 

目は現在の医療技術では、移植以外の方法での回復方法は見つかっていません。
そのため、目を大事にするのであれば、黒でいる方が安全です。

やるなとは言いませんが、あまりお勧めできることではありません。


2015年3月24日火曜日

川内1号原発 再稼働準備

私は一向に構わないのですが、川内1号原発が再稼働のために工事の準備を進めています。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0ME05B20150318


私は原発支持派なので、これは良い傾向だなと思います。
一方で世の中には原発否定がいるのもまた現実です。

今回の再稼働の準備が世の中で報道されていないのはフェアじゃないと思っています。
本来お互い納得がいくまで話し合って、原発の再稼働は決めるべきだと思っています。

話し合いとは論理的であることが大事です。
よくいる原発のことを何も理解していないのにただ否定したり感情的に否定しているだけの人はこの話し合いに参加する権利はありません。

社会は正しいルールであるべきだと思っています。
皆さんもどう考えているのか?それはなぜなのか?真剣に考えて答えを出してほしいです。

サイバーセキュリティの日 サイバーテロ対応訓練



318日はサイバーセキュリティの日でした。そのサイバーセキュリティの日に合わせて各省庁のセキュリティ担当者が集まり、対応の真剣勝負を行いました。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00288427.html

優勝したのは警察庁でした。流石です。
しかし、防衛庁が出ていたかどうかわかりませんが、出ていたとしたらちょっと残念です。

このような訓練は非常に大事だと感じています。防災訓練と一緒ですよね。
このような活動は官公庁だけでなく、民間でも広まればよいと思いました。

Cyber Grid View vol.1



セキュリティで有名なラックが『日本で起きている標的型サイバー攻撃の事故実態調査レポート』を公開しました。(英語)

日本語版(ダウンロードにはラックへの問い合わせが必要です)

レポートの中では、標的型攻撃は2013年から組織化され高度な攻撃になっていることを語っています。

内容は近年流行している標的型攻撃の手法が良く書いてあります。
また、途中に出てくる年表がとても面白く、どのように攻撃手法が変わっているのかがわかります。



『人工の目』で10年ぶりに妻の顔を見ることに成功

失明した男性に人工の目を移植に成功しました。10年ぶりに妻の顔を見ることができたときの動画が話題になっています。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/26/blind-man-sees-his-wife-for-the-first_n_6765370.html


目の移植そのものは過去に何度も行われてきましたが、人工の目での成功は初めてになります。
今まで若返ることのできない人間の器官として、脳、目、生殖器でしたが、今回の事例によって目も人工の目の移植によって若返ることができることになりました。

これは医療業界にとって大きなイノベーションです。

この技術を生かして、白内障等で失明してしまった高齢者たちにも転用できることが期待できます。

とはいえ、完全な若返りではないのが残念です。
今回の事例は目にチップを埋め込んで目の神経に電気信号を送ることで実現しています。

理想としては、ES細胞から目を作りだして、移植することですが、それはまだ先の未来になりそうです。

デメリットについての記載がありませんが、メンテのサイクルやチップを埋め込んだことによる悪影響等はどうなのか今後の研究課題な気がしています。

2015年3月19日木曜日

Microsoft Windows 10 情報がいっぱい公開

どんどん書いてきます。


『Windows 10』のカスタムROMを開発中
http://gigazine.net/news/20150319-windows10-for-android/

android等のOSが入っているスマートフォンに上書きインストールできるようです。
テスト版が出たら、古いスマホで試そう!


発売記事が発表!2015年夏!
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/18/news094.html


デスクトップ版、モバイル版の最低システム要件が発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/19/news062.html

組込用の要件は発表になっていません。


Windows 10 への無償アップグレードは海賊版も対象
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/19/news057.html

私はこれの狙いは、一斉取り締まりだと思いますね。海賊版がどこでどれだけ使われているのかちゃんと把握するためだと思っています。
中国のWindowsユーザが一気に大変なことになるかもしれません。


IoT版 Windows 10 が発表!なんと無償提供!
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1503/18/news111.html

これはまた私の楽しみが増えましたね。
今回の大きな目玉は前にも記事に書きましたが、組込用のCPUに対応しているところです。

IntelやAMDもそうですが、IoT向けへの対応がどんどん進んでいますね。

日本の事業も富士通、NEC をはじめ今年はIoT に全力の年になりそうですね。
とても楽しみです。

Windows 10 世界190か国111言語に対応
http://japan.cnet.com/news/service/35061927/

今回はかなり本気ですね。MACやLinuxにかなり対抗していますね。


生体認証の『Windows Hello』
http://japan.cnet.com/news/service/35061904/

前に記事に書いたかどうが忘れましたが、Windows 10 は生体認証の世界標準のFIDO v2.0 に対応することが発表されていましたね。


この機能が世界に浸透すればWebサイトやアプリへのログインが生体認証になります。


Internet Explorerの新レンダリングエンジンが発表
http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2015/02/26/a-break-from-the-past-the-birth-of-microsoft-s-new-web-rendering-engine.aspx

Windows Insider Program で意見や脆弱性を募集しているのでよろしくです。


以上かな?まだあった気がするけど、全部書ききれない・・・ここ数日で情報がいっぱいですぎで・・・

Microsoft MSBuild がオープンソースで公開

Microsft の開発者なら誰でも使っている Visual Studioで使われている MSBuild がオープンソースで公開されました。

https://github.com/Microsoft/msbuild


.net Framework core など近年どんどんオープンソースで公開されています。

開発者へ貢献し、開発者を大事にするMicrosoftですがいったいどういう目的があるのか気になります。

一方、6月が期末のMicrosoftですが、今のところ順調に売り上げ、利益ともの伸ばしています。

現在の Microsoft のビジネス構造が気になります。

Microsoft ビジネス向けOffice 情報がいっぱい

企業向けのOfficeの情報が公開されました。

  1. Office 365 にDelveというインターフェースが追加

    実技のバージョンではDelveというダッシュボードのようなものが追加されます。
    ここから様々なOfficeやコンテンツにアクセスできます。

    http://blogs.technet.com/b/bpj/archive/2015/03/17/office-delve-discover-exactly-what-you-need-when-you-need-it.aspx
  2. Skype for Business がアップグレード

    ままでLyncを利用していた人はすぐに使うことができます。
    SkypeとLyncが統合されてチャット、電話会議、ビデオ会議が統合されていままでよりもより密なコミュニケーションが取れるようになります。

    http://blogs.technet.com/b/bpj/archive/2015/03/17/get-ready-for-skype-for-business.aspx
  3. Office 2016 Preview

    IT管理者向けにデスクトップ用のOffice 2016 Preview が公開されました。
    前にストア経由で公開されていたPreview版とは違いかなりの機能が追加されています。
    また、Office pro plus だけでなく、Projectやvisioも合わせてダウンロードして使うことができます。
    どれもものすごくパワーアップしているので試してほしいです。

    http://blogs.technet.com/b/bpj/archive/2015/03/17/announcing-the-office-2016-it-pro-and-developer-preview.aspx

Delve



 Skype for Business
 

2015年3月16日月曜日

アルツハイマー病を回復する研究

アルツハイマー病は、記憶力低下をもたらし、ひどくなると寸前の出来事すらも忘れてるようになります。

アミロイド-βの蓄積により脳細胞同士の連携を行うシナプスが正常に働かなくなることが原因だといわれています。

オーストラリアの研究チームが超音波を利用して小膠細胞という脳の免疫細胞を活性化させることでアミロイド-βを排除してアルツハイマー病から回復する研究をしているとのことです。

アルツハイマー病の防止研究はたくさんありますが、数少ない回復研究です。とても成果を期待したいので動向を抑えておきたいと思います。

現在はマイスでの実験段階なので実用化するとしても5~7年はかかることが予想されます。

2014年 ODA白書 公開

外務省が2014年のODA白書を公開しました。

概要
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hakusyo/14_hakusho_pdf/pdfs/gaiyou_14_hakusho.pdf

詳細
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hakusyo.html

ODAとは発展途上国への開発、インフラ整備、人材育成を目的とした援助先般です。

白書によれば、対前年比20.7%増の約225億2,699万ドルでアメリカに次ぐ世界第2位の実績でした。

これには、ISILによる攻撃、エボラウイルスによるパンデミック防止の影響が大きかったようです。

これはとても誇ってよいことだと思っています。世界への貢献を行い、生活で困る人のいない時代を作っていきたいです。

モジラ、『Shumway』でFlash対応

ブラウザのfirefoxで有名なMozillaが『Shumway』というプロジェクトでFlashの対応を進めることがわかりました。
http://japan.zdnet.com/article/35060439/

今までFlashはAdobe Flash Playerをインストールしないと使えませんでした。
また、これは標準的でオープンな技術ではありませんでした。

これを嫌ったMozillaはFlashをHTML5で動作させるためのプロジェクトとして『Shumway』を立ち上げました。
このプロジェクト完了後は、 Adobe Flash PlayerがなくてもHTML5で動作するように変換されます。

予想ですが、Firefoxでは変換することがデフォルトになると思われます。
また、HTML5で動作するため、通常のFlashよりも軽量に動作するため、PC専用だったページもスマートフォンで動作することが想定されます。

とても楽しみなので期待です。

マイクロソフト 『Cortana』をiOSとAndroid向けにリリース予定

Cortana はマイクロソフトが提供する音声認識検索ツールです。
Appleではsiri、GoogleではGoogle Nowとして同様の製品が出ています。

それぞれ、自分のOSまたはサービスのみでしかリリースされていませんが、マイクロソフトは他のOS向けにもリリースするとのことです。

それぞれ特徴は、
siriは対話形式でエンターテイメントを意識している。検索結果はノーマル。
Google Nowはシンプルを重視。検索結果はより最近に使用したものに重みづけを置いている。
Cortana はWindows10に合わせてリリースのためまだわかりませんが、過去の製品リリースから考えると汎用性の高いものになると思われます。

http://japan.cnet.com/news/service/35061794/

2015年3月4日水曜日

ゲームエンジン バージョンアップと無償化へ


『Unity 5』発表
https://unity3d.com/jp/5

『Unreal Engine 4』無償化
https://www.unrealengine.com/ja/


上記の2つはバージョンアップと合わせて無償化されました。(有料のpro版もあります)

RPGルクールは昔から無償でした。

xboxも無償で開発ができます。

このように突然無償でゲームエンジンを提供し、開発環境も無償でシェアを奪い合っているというまさに激戦の時代になっていることがよくわかります。

コンシューマ向けの任天堂のDSやソニーのPSVITAは無償になる気配はないですが、この流れに対してどのような取り組みをするのか期待です。

2015年3月3日火曜日

日本マイクロソフト 新社長 平野氏

日本マイクロソフトで人事があり新社長に平野拓也氏が就任することがわかりました。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1503/02/news065.html





よくマイクロソフトのことも日本のエンタープライズ事業のことも理解している方なので、近年エンタープライズ向けサービスを重視しているマイクロソフトにはとてもあっていると思います。

また、前任はマーティン具&オペレーションズ担当と近年力を入れている分野を担当していることから期待のできる社長であることがわかります。

今後のマイクロソフトの活動に期待したいです。

Office 365 日本データセンターがついに稼働!

法人向けに提供しているサービスの『Office 365』ですが、今までは海外のデータセンターで提供されていましたが、ついに日本のAzureと同じデータセンターで稼働しました。

http://www.microsoft.com/ja-jp/office/365/japan-datacenter.aspx


これは法人にとっては大きなことです。以下のようなメリットがあります。
・Officeにおいてとても重要なレスポンスが早くなる。
・近年流行の同時編集がより多くできる。
・海外にあるデータは法律的に回収できなくなる可能性があったが、そのリスク回避ができる。
・データのあるセンターのある国と戦争になった場合、突如サービスが利用できなくなるリスクを回避できる。
・Azureとの連携ができるようになる。特にAzure AD との連携はとても大きいです。