2013年6月10日月曜日

UX体系化



UXとは
ある製品やサービスを利用したり、消費したりする時に得られる体験の総体です。個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念です。

つまり、単なるユーザビリティから感覚へと訴えかけるレイヤーへともう一段階上へと行った概念です。

感覚という言葉が出るとどうしてもエンジニアというよりは芸術家の方が得意な分野に思われます。

実際、この手の分野はアイディア勝負です。エンジニアの発想よりも芸術家が持つ発想の方が有効に働きます。

しかし、IT業界には芸術家はいません。エンジニアがやるしかないもの事実です。
世の中にはそういったことを体系化しようとしている人たちがいます。

その中からすぐに使えそうなものを記載します。

UX向上の段階

UX向上の段階
イメージ
考え方
0段階
機能
必要な機能を実現しているか?
1段階
操作
操作に無駄はないか?
2段階
認知
わかりやすいか?
迷わないか?
間違えないか?
3段階
継続
疲れないか?
飽きないか?
やる気になるか?
4段階
感動
わくわくするか?
相棒になれるか?
愛情を注げるか?
のめり込めるか?


日経コンピュータ No.835 より