QCDと改善活動
QCDは皆さんご存知の通り以下の通りです。
・品質(Quality)
・価格(Cost)
・納期(Delivery)
一方改善活動とは、様々な業務、作業を改善することです。
改善の方法論はいっぱいありすぎて簡単には語れないです。
さて、この2つ関係ですが、改善活動の効果は一般にQCDに影響があると言っても過言ではありません。
例えば、3つのプロセスなる業務があったとして、その2つ目のプロセスを改善した場合、CとDが向上されます。
改善の仕方によっては、Qが下がる可能性もあります。例えば、2つ目のプロセスを純粋に削除するなどです。
改善によってQCDの中で最も効果を出しやすいものはなんでしょう。それはCです。逆に効果を出しにくいのはDです。
なぜなら一般に改善とは、削除よりも修正をすることが多く、プロセスの順番を変えたり、1つのプロセスを直したりします。
つまり、改善をしている限り、1つのプロセスは0にはならず、0に近づくだけです。
しかし、一般にCは人のコストがほとんどです。そのため、Dの効果が出るとCがリニアに効果がでます。
また、Dはある程度行くと効果が出にくくなります。
改善活動をする際は、QCDのどの効果を出したいのか明確にしましょう。C<Q<Dの順に単位あたりの効果を出すには、考えることが必要になるので、注意して目標を明確にした方がよいです。