今までとは遥かに性能の良い『暗視目薬』が開発されました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/30/news117.html
開発したのは、『Science for Masses』(大衆のための科学)です。
同団体は、科学を一般人が利用できるようにするために研究をしています。
今回作成された目薬は『Ce6』と生理食塩水、インスリンでできています。
Ce6は深海魚が持っている物質ですが、インスリンと生理食塩水は普通の目薬でも利用されているものです。
目薬の効果は、約1時間暗闇の中でも50メートル先まで見えるようになるとのこと。
特に副作用も確認されていません。
今回の技術は2012年に同団体から特許が出願されています。
この特許、論文へのアクセスは自由にするとのこと。そうすることで限られた人だけが科学を利用するのではなく、誰もが科学を利用することのできる世界を目指しています。
思想にとても共感します。科学は誰もが学び、利用することが世界の発展、人の成長に有効だと思っています。
しかし、難しいと感じるのはそもそも科学に対する興味を持たない人物がとても多いということです。
これは日本だけの傾向ではなく、世界的にも文系の人間の方が圧倒的に多いという現実があります。
今後の世界を考える上で誰もが科学に興味を持つことのできる世界を作ることができるかが問われているように思います。
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