2014年12月31日水曜日

【雑記】2014年を振り返って

このブログは2012年から始めましたが、本格的に活動しているのは今年からです。

私はこのブログを通して、科学やIT、政治についてもっと知ってもらい、記事を読んだ人の成長に少しでも寄与できたらよいと思っています。

今年は125件の記事を書きました。
1年は365日ですので3日に1回のペースで書いていたことになります。
これは個人的には少ないなと思っています。
可能ならば1日1つの記事を定期的に書くことを目標にしたいなと思っています。

1日1つの記事ということに根拠はありませんが、継続は力なりだと思っていますので毎日続けることが大事なのではないかなと思っています。

最後になりましたが、今年1年間ブログを1回でも見てくださった方ありがとうございました。
来年も記事を書いていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

私立学校の耐震化率8割を超える

私立学校の耐震化率が8割を超えました。



基本的に私立、公立関係なく学校は子供たちを守るだけでなく、災害時の避難所の用途もあるため耐震性が求められます。
そのため、耐震化を進めることを国からの指導が入っています。

公立の現状は2013年度時点で約95%、2014年度終了時には96%を予定しています。

公立の耐震化向上のための予算は年間1,270億円投じていますが、100%まではまだ時間がかかるようです。

残っている4%はかなり古い建物が多く立て直しが必要なものが多いようです。
また、地方の建物が優先されていないため、地方での災害に弱い状態です。

【日本のメディアが放送しないNEWS】1200万台以上のルーターに脆弱性

Allegroが提供しているルーターのファームウェアに脆弱性が発見されました。

https://www.allegrosoft.com/allegro-software-urges-manufacturers-to-maintain-firmware-for-highest-level-of-embedded-device-security/news-press.html

その数は世界で1200万台以上です。

脆弱性の内容はルーターのメモリ破壊が発生し管理者権限が奪われてしまうというもの。
この悪用方法は、 『Misfortune Ccookie』を許可してしまいブラウザからあらゆるデバイスをリモート操作できてしまうというものです。

対象のルーターはファームウェア『Allegro RomPager』のバージョン4.34以前ものが対象です。

脆弱性のルーター候補は以下のリストに載っています。
http://mis.fortunecook.ie/misfortune-cookie-suspected-vulnerable.pdf

見たところ結構日本でも使われているモデルがあるようです。特にZyXELのモデルは日本でも結構使われています。

また、TP-Linkは家庭用でも無線ルーターとして利用されているケースがあるので企業だけでなく個人でも確認した方が良いです。

停電時の電話

私は常識だと思っていましたが改めて総務省が広報していたので記事にしたいと思います。

http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/net_anzen/hijyo/teiden.html

停電時でも利用できる電話があります。
  • 電話機から電話線のみ出ている黒電話
  • 停電対応の電話機
  • 独自に予備電源等を接続した電話機

2個目、3個目は一般家庭にはほぼないと思います。1個は古い家にはあると思いますが、次に書きますが、最近の固定電話は電源を必要とするものがあります。それは対象外になります。

停電時に使えない電話は以下のようになります。
  • 光回線を使用したIP電話
  • ADSL回線を使用したIP電話
  • CATV回線を使用した固定電話・IP電話
  • ISDN
  • 加入電話(コンセントから商用電源を使用する電話機の場合)
最近の固定電話は高機能化しており、電源を必要とするケースが増えていますのでご注意ください。
また、最近はケーブルテレビやインターネットと合わせて電話回線を利用しているケースがあります。
これは停電時に利用できないのでご注意ください。

停電時に電話線のみの電話が使えるかというと電話回線と一般的な電気経路は別になっています。
電話回線はNTTで発電している電気を流しており、その電力だけで通話ができるためです。

携帯電話については、停電時に利用できるケースの方が多いですが、地域によって違うので一概には言えません。

この考え方は災害時も基本的には同じですので緊急時のことを想定して頭の中に入れておきましょう。

ソフトウェア開発データ白書2014-2015

IPA/SECから今年のソフトウェア開発データ白書が公開されました。
http://www.ipa.go.jp/sec/reports/20141226.html


・データ収集件数は3,325件→3,541件で216件増えています。・例年に比べ、改修・保守の開発が圧倒的に多い。年々新規開発が減っている。
・プロジェクトの9割が受託開発。対象組織のほとんどがベンダー・メーカーであるためこのような結果になっていると予想されるが、日本ではパッケージのプロジェクトがほとんどないことがわかる。
・対象プロジェクトの3割は金融業。2位は製造、3位は情報通信。
 小売業やサービス業、飲食業等が少ないことから非常に攻めのIT利用が進んでいないことがよくわかる。
・対称業務は、1位は管理一般、2位は営業・販売、3位は経理・会計。2位は良いとして1位、3位に売上や利益に貢献できるシステムが対象ではないため、各社事業に専念できていないことがわかる。
・システムの処理形態は対話処理が一番多い。次にオンライントランザクション。バッチ処理が一番少ない傾向にあった。これは非常に良い傾向だと思っている。これからのITはよりリアルタイムであることの方がシステムとして利用しやすく使えるシステムになり、ビジネスのスピードについていける。
・アーキテクチャは、1位はイントラネット/インターネット、2位3位がクライアント/サーバ。未だにクラサバが支流になっているのはよくないと感じている。現在のアーキテクチャではブラウザベースのシステムが最も早く開発ができ、利用しやすいものだと考えられるため。
・開発言語は3割がJava。COBOL、VB、C言語と続く。Javaが多いのは日本の開発現状から考えて妥当。理由は各社独自のフレームワークを用意し、ユーザー企業に売り込んでいるため。また汎用性も高いため、お互いにメリットが高い。COBOLはメインフレームとメインフレームのダウンサイジング先で利用されているケースが多い。特に銀行業、製造業、卸業では未だにメインフレームを活用しているケースが多いので自然な傾向。VBはクラサバシステムで利用されていることが想定される。
・DBはOracleがダントツに1位。SQLserver、PostgreSQL、HiRDB、DB2と次ぐ。HiRDBが4位に入っているのは、ALL日立でシステムを作っている企業(銀行系に多い)が多いためだと思われる。MySQL離れが進みPosgreSQLに以降している印象がある。MySQLがOracleに買収された影響は非常に大きいことがわかる。
・開発規模はSLOCで図っている企業がほとんど。FPや他の手法での規模の測り方が浸透していない。
・開発規模のほとんどは50kSLOC以下。これは保守開発が多いためだと思われる。
・工期のほとんどは12か月以下。1年以上のプロジェクトは少ない。それだけビジネスのスピードについていかなくてはいけない。
・稼働後の不具合はほとんど5件以下。平均12件。これは全体的には信頼性の高いプロジェクトが多いが、信頼性の低いプロジェクトは存在しそのプロジェクトは圧倒的に不具合が多い(70件以上)。
・品質保証は、プロジェクトメンバーで実施している場合とプロジェクト外の専門部隊でやっている場合があり半々くらい。
・テスト計画はあって、関係者でのレビューは8割を超えている。すでに当たり前のことになっている。
 しかし、網羅性測定は実施していない。テスト漏れがあることは否めない。
・社会的影響が極めて大きい、人命に影響・甚大な経済損失は15%程度。感覚的には多い気がする。
 本年は重要インフラ系の開発が多く守りのプロジェクトが多いことがわかる。



脳が若返る薬『ヴァルプロ酸』

脳の若返りの薬として抗てんかん剤の『ヴァルプロ酸』が注目を集めています。

http://wired.jp/2014/12/29/next-world-02/


人間の脳は7歳までにほぼすべての機能が出来上がり、その後は脳の使い方によって最適化されていくと考えられています。(まだ、脳の成長過程について明確に解明できていない)

この最適化には脳のニューロンが強化し、機能が成長することもあります。
例としては、『暗記の学習を重ねることで記憶力がアップする』などです。

7歳までの成長過程の脳を『柔らかい脳』、7歳以降の成長のみの脳を『硬い脳』ということもあります。

リンク先には絶対音感に関する内容で記載されています。
絶対音感は7歳までに修得できなければ、その後習得することができないものだと今までの研究結果としては出ています。
これは絶対音感を担う神経回路が7歳くらいの時に完成され硬い脳になってしまうからです。
しかし、今回紹介された『ヴァルプロ酸』を投与することで硬い脳が柔らかい脳になることができるとのことです。

これは確かに若返りの薬といっても過言ではありません。
まだ、研究であるだめどこまでの効果があり、どこまでの範囲に効果があるのかはわかっていません。

だからこそ、この研究には可能性があり、絶対音感だけでなく脳全体を若返ることができ、痴呆やアルツハイマーの治療や記憶力、思考能力の向上につながる可能性もあります。

今後の研究成果に期待したいです。
 

2014年12月30日火曜日

2014年の科学ブレイクスルー10選

科学ジャーナルScienceが毎年発表しているブレイクスルーを起こした科学を紹介しています。

http://news.sciencemag.org/scientific-community/2014/12/breakthrough-year-top-10-scientific-achievements-2014


  1. ロゼッタ・ミッション
  2. 血液交換で「若返り」
  3. ロボットの大規模な自己組織的協調
  4. 脳を模倣したコンピューターチップ「TrueNorth」誕生
  5. アジアに世界最古の洞窟画
  6.  現代の鳥と恐竜の関係
  7. 体内でインスリンを分泌するβ細胞を樹立
  8. 光で記憶を操作する
  9. 超小型衛星「キューブサット」の台頭
  10. 人工合成されたDNAを含む生物の誕生

http://ggsoku.com/tech/science-breakthrough-of-the-year-2014/