GoogleとVMwareがクラウド事業で提携することを2015年1月29日に発表しました。
http://japan.zdnet.com/article/35059917/
VMwareが提供するクラウドプラットフォームの『VMware vCloud Air』上でGoogleのパブリッククラウドサービスの『Google Cloud Platform』を提供することがわかりました。
今までGoogleの『Google Cloud Platform』は独自技術でサービスを提供していましたが、今回仮想化技術で最もメジャーなVMwareに切り替えることになります。
これはまずそれだけVMwareの技術が成熟しているをGoogleが認めたことになります。
現在企業内の仮想化基盤の90%以上はVMwareまたはHyper-Vで構築されています。VMware基盤からAzureやAWSに移行するツールが提供されていましたが、『Google Cloud Platform』への移行ツールはありませんでした。今回の提携によってVMware基盤から変更を加えずに移行できることになります。(バージョンが違ってVMのバージョンアップが必要かもしれないが)
また、ハイブリッドクラウドを用意に実現できることにもなります。
パブリッククラウドで良いシステムは『Google Cloud Platform』に、外に出すことができないものは社内のVMware基盤に構築し、VMwareの統合管理システムで両者を管理できるようになればとてもありがたいです。
また、社内のVMware基盤が一時的に動かなくなったときなどの逃げ先として『Google Cloud Platform』を利用できるということであればかなりありがたいです。
Googleは今回もMicrosoft、Amazonに先を越された状況になってしまいましたが、付加価値が十分あったように思います。
最近発表されたことですが、Googleは人工皮膚への投資を多くしています。これは皮膚上にデバイスを植え付けることのできる次世代デバイスの開発だと思われます。
また、この技術は医療にももちろん使えます。(たぶん、こっちが先に実現になる)
次世代デバイスと医療分野は今年のトレンドになることが間違いないと思っています。Googleが巻き返しができるか期待です。
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