2014年10月29日水曜日

エバンジェリスト養成講座 メモ


2013年8月くらいにマイクロソフトの西脇さんのエバンジェリスト養成講座を受講してきたのでその時のメモを公開します。
西脇さんはプレゼンの講師などをやっていたり、本を出版していたりしています。
プレゼンのプロといえば、西脇さんというくらい有名な方の講義に参加できて本当にためになりました。


エバンジェリスト養成講座 メモ

・最近、スマートクリックなどを利用するとインタラクティブに講師と受講生をつなぐことができるようになった。
・プレゼンを聞いた人が行動するところまで期待することがポイント。相手が行動しなかったらプレゼンは失敗。Noというのも行動。
・TEDは最近エンターテイメント性が高くなってしまった。
最近は小学生でもプレゼンを知っている。NHKのTED TOKYOを見ている人がいる。
・オリンピックが東京に決まったのは、プレゼンのおかげではなく、団体の地道な努力。
ただし、プレゼンが失敗していたら東京になることはなかった。そのため、プレゼンは絶対に失敗できない。
一番すごいと思ったのは、高円宮妃久子。トップバッターなのに3か国語で終始笑顔でやっていた。
・佐藤選手や滝川クリステルがみんな印象に残っている。それは印象や体験を話しているから。
・プレゼンの勉強会で一番多いのは金融。営業力の強化。
・化粧品の説明では、容量ではなく用量で説明する。×500ml、○3か月分
・仕様ではなく体験を説明する。
・人生はプレゼンの連続。人は成長すると伝える能力が衰えていく。赤ちゃんは一番伝える力が強く泣くだけで自分がほしいものを要求している。
・パワーポイントに向かう時間は短ければ短い方が良い。
シナリオ、伝え方に時間を使う。
・プレゼンの要素
誰に伝えるか
何を伝えるか
どうやって伝えるか
→最近はニコ生やustreamなどでこれらの要素が無くなっていることがある。
・プレゼンで緊張するのは100人くらい。全員の顔が見えるのがつらい。
そういうときは自分のプレゼンをよく聞いている人を探すのが良い。納得してくれるので緊張がほぐれる。
・昔のプレゼンはOHPだった。
・プレゼンの種類は3つ。
オーソドックス型
詳細(ビジー)型
フラッシュプレゼンテーション
・ビジー型は文字が読めないことが多いので視点誘導が大事。話すときに必要なところだけ吹き出すを出すなどのテクニックが必要。
・フラッシュプレゼンテーションはライトニングトークで有効。視点誘導がとてもしやすい。

シナリオ
・起承転結で作るのが基本。前半は問いかけ(30%)、後半は回答(70%)。
・デマンド”必要性”を植え付ける要素。
ホラーストーリー
希少性
魅力
・サクセスストーリーよりもホラーストーリーの方がデマンドを植え付けることができる。
・希少性とは時期、人数、対千葉、競合優位性、初回など

スライド作成のヒント
・「表示するだけ」「コミュニケーションをとる」スライドの2種類がある。
・色は最大でも3種類でトーンお大事にする。地の色+2種類が基本。
・タイトルスライドはコミュニケーションを始めるきっかけになるため重要。
・画面いっぱいに使わない。空白、大小を使って視点誘導する。
・単位は20~30%小さくすると数字が協調される。数字を大きくするのはだめ(人をいらいらさせる)。
・「上から下」「左から右」が基本。ただし、グラフで右肩上がりを表現することがある。
・人には影をつけると見やすくなる。

魅力のある話し方
・プレゼンテーションの画面を見ないで受講者を見る。
・自分が想像する以上に動かないと動きは受講者に見えない。
・話しながら左右に動く。
・接続詞で振り向くとインパクトを与えることができる。
・最初と最後の言葉を決めておくと失敗しにくい。特に最後の言葉は印象に残りやすいので重要。
・プレゼンテーションは顧客視点で行う。
視点の種類は3つ。自分視点、顧客視点、神様視点。
・事実(Fact)と意見(Opinion)を合わせて話すこと。
うまくなると意見を先にできる。
資料上ではなからず事実から先に書くこと。(文法を守る)
・引用や比較は一体感を持たせやすくする。例:他者や全体
・全体時間と相対時間を組み合わせて使う。資料上は絶対時間を使うこと。
・言葉を修飾すること。名詞には必ず副詞、形容詞をつける。
・進行形表現で話すと相手に体験を与えやすい。
・話す手法としては、「体言止め」「質問と回答」「魅力のある語尾」がある。
・スライドを写すのは話し始めてからにする。スライドが先だと聞き手はスライドに目が行ってしまい話を聞いてくれない。
・話すときの注意として、言葉を間違っても訂正せず、言い切ってしまった方が良い。

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