2014年10月21日火曜日

妊婦にとって痩せすぎはよくない

早稲田大学総合研究機構研究院の福岡秀興教授によれば、妊婦の痩せすぎは低出生体重児の生まれるリスクが増えるとのこと。

BMIが18.5以上は必須で22程度が望ましい。

胎児は母親から栄養をもらうが、痩せすぎだと十分に栄養が行き届かない。そのため、血糖値を下げるホルモン、インスリンを作るβ細胞の機能が低下する。この影響は生活習慣病になりやすい体質になる。

同氏の話では100%なるわけではなく、リスクが上がるとのこと。
痩せているからといって子供を産むことに躊躇してほしくはない。

リスクを下げるためにも子供を産むことを検討する際は少しでも体重を増やしておきたい。


■出生体重の低下で発症リスクが高まることが分かっている疾患
虚血性心疾患
2型糖尿病
本態性高血圧
メタボリック症候群
脳梗塞
脂質異常症
神経発達異常 など


発表の原文が見つからなかったため、こちらを参考に。
http://www.akanbou.com/doctor/interview12/

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