早稲田大学総合研究機構研究院の福岡秀興教授によれば、妊婦の痩せすぎは低出生体重児の生まれるリスクが増えるとのこと。
BMIが18.5以上は必須で22程度が望ましい。
胎児は母親から栄養をもらうが、痩せすぎだと十分に栄養が行き届かない。そのため、血糖値を下げるホルモン、インスリンを作るβ細胞の機能が低下する。この影響は生活習慣病になりやすい体質になる。
同氏の話では100%なるわけではなく、リスクが上がるとのこと。
痩せているからといって子供を産むことに躊躇してほしくはない。
リスクを下げるためにも子供を産むことを検討する際は少しでも体重を増やしておきたい。
■出生体重の低下で発症リスクが高まることが分かっている疾患
・虚血性心疾患
・2型糖尿病
・本態性高血圧
・メタボリック症候群
・脳梗塞
・脂質異常症
・神経発達異常 など
発表の原文が見つからなかったため、こちらを参考に。
http://www.akanbou.com/doctor/interview12/
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