Microsoftのofficeといえば、日本では当たり前となっているofficeであり、世界で最も利用されているOffice製品です。
このOfficeのバージョンアップは3年に1度行われてきました。前回のバージョンアップが2013年2月6日でした。
そして、次期バージョンであるoffice 16(16個目のoffice製品であるということ)が2015年中になることをバルセロナで開催された「Tech Ed Europe」で発表されました。
次の名称は不明ですが、前回の発売から約3年ということでちょっと早いですが、定例バージョンアップと考えてよさそうです。
このバージョンアップに合わせてoffice周りの製品、sharepointやexchangeなどのバージョンアップも行われるとのことです。
現在この製品はクラウド型でもサービス提供されています。そことの関連や差別化も気になるところです。
また、office関連では以下のようなニュースも報道されています。
①Office for Android tablet プレビュー版公開
Android用のofficeはすでにgoogle Playで公開されていましたが、今回はTablet専用になります。
現在、プレビュー版の評価を行うユーザーを募集しています。
製品としての提供は2015年で無償になる予定とのことです。
iPad用のものは2014年3月から提供されています。2014年11月5日にiPone版も公開されました。
今回のAndroid tablet版が提供開始になることで世界で使われているほとんどのプラットフォームでOfficeが利用できることになります。
②Dropboxで直接編集可能に
MicrosoftとDropboxが提携しオンラインストレージサービスのDropbox上でブラウザから直接編集が可能になると発表されました。
近年、多くのオンラインストレージサービスがありますが、Dropboxはその中でも手軽に使えるものとして利用者が非常に多いですので、利用ユーザーには非常にありがたいものとなります。
もしかしたら、oneDriveのようにofficeから保存先としてDropboxを選ぶことができるようになるかもしれませんね。
③Salesforceとoffice連携可能に
セールスフォース・ドットコムのイベント「Dreamforce '14」でMicrosoft Officeと連携する旨が発表されました。
セールスフォース・ドットコムといえば、クラウドのCRMやPaaSなどで有名になった企業です。
最近ではgoogleと連携などMicrosoftからすればライバルかと思いきやの発表でした。
今回の発表ではいくつもの製品が発表されました。
○Salesforce1 for Windows app
WEBブラウザで利用していたSalesforceのサービスをWindows 8.1とWindows Phone 8.1でアプリで利用できるようになるとのことです。
○Salesforce-Office integration
SalesforceのストレージサービスとoneDriveのサービスを統合し、WEBブラウザから編集が可能になるようです。モバイルデバイスからは専用アプリが提供される予定です。
○Salesforce1 app for Outlook
SalesforceからOutlookに直接アクセスできるようになります。
○Power BI and Excel integration with Salesforce
オンラインストレージサービス上に保存されたExcelファイルとSalesforce上のデータを連携し、Microsftの提供するPower BIで分析ができるようになります。
これでSalesforceのCRM事業は非常に強化されること間違いなしです。
これらサービスは2015年中にサービス提供開始予定です。
2015年はOffice関連で忙しくなりようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿