モデリングの世界動向を知ることができて本当に良かった。
モデリングの世界は日本は純粋に遅れているなと思ったのと。学術界と産業界ですごいギャップがあることがわかった。
学術界の提案するモデリングができると理想だが、しかし現在の日本産業界でそれを実施できる人材とリソースがない。
人材は育てるしかない。リソースは省力化する方法(ツール化、ルール化する)を対応するしかないと思った。
Modeling Forum 2014
http://www.umtp-japan.org/modules/activity2/index.php?id=235
以下メモ
■システムエンジニアリングとSysML~システムをモデルで考える~
・システムズエンジニアリングとは
システムを成功裏に実現するための複数の分野にまたがるアプローチおよび手段
コンセプトから廃棄まで
複数の分野=コミュニケーションの重要性
一つの分野でも失敗したら全体が失敗したことになるため、コミュニケーション・マネジメントが重要になる。
・頭の中にあるものを外に出すということは自分の考えを図で整理する。
見える化するためコミュニケーションが取れる。
「見える化する」「構造化する」はどのように表現するかが重要
・INCODE
MBSEの最新情報を提供
・正しい要求+正しいインターフェース=正しいコンポーネントを導く
・正しい要求←整合性→要求のモデル
実際に要求をモデルという形で絵にした場合、整合性が取れないことが多い。
・Cyber Physical system
ドイツのモデリング機関
システムライフサイクル全体のモデルリングを検討中。
それぞれのフェーズに応じて適切なデジタルモデルを持つ
・デジタルモデルは実システムとの整合性を保ち正しい情報を持っていないといけない。保守しきれないことが多い。
・Industry4.0では、サプレイチェーン生産の効率化にデジタルモデルをどのように活用するかがポイントになっている。2030年の実施を目指す。
・企業・組織にMBSEを導入するには時間がかかる。
・NASAは2009年から7年のロードマップですべてのドキュメント整備を行う。
・従来の文書ベースのSE活動→デジタル化→MBSE
・オペレータと対象システムはどのように相互作用を起こすのか。オペレータによる操作とコントローラによる制御の間に矛盾が生じないようにシステム構築する必要がある。
・価値駆動型システムエンジニアリング(system of systemsより)
・2025年のSEのビジョンは人と社会ニーズ、政策と事業によって変わる。
・進化を続け、多様性のある人に能力を高めることができるツールを利用し、革新し、競争圧力に対応することができる人によるエンジニアリングが必要=人材育成
・システムは変化し付けることを前提にモデルにしないといけない。
・モデルは再利用できるはず。むしろできるように作らないのは無駄なモデリングをしている。
・モデルを用いて抽象度を上げることにより革新に導く。
・SysMLとは構造、振る舞い、要求、パラメトリック制約(数式等)
・アーキテクチャの考え方
↓operational view : システムの使い方・動かし方
↓functional : システムの要求される機能
↓physical : 機能を実現するハードウェア、ソフトウェア
■分析・学習とモデリング
○アルゴリズムと分析
相関ルールが存在する Xが起きるとYが起きる
レアケースは除外する
支持度と確信度が一定以上のものを対象とする
テキストマニングでは単語を集合と考え、文章を1つのアイテムと考える。
0 件のコメント:
コメントを投稿