2015年1月5日月曜日

がんの原因は遺伝が中心ではなかった!?

がんの原因が不運によるもの最も要素として大きいことが米ジョンズ・ホプキンス大学の研究でわかりました。


http://www.afpbb.com/articles/-/3035527

がんの原因のうち3分の2が不運、3分の1が遺伝、生活環境によるものである同研究では発表しています。

一般にがんは2種類のパターンで発生します。
①紫外線などの強い粒子が体を貫通した際に細胞核を破壊し、次の細胞分れる時に異常な細胞ができてしまう。
②細胞分裂時の突然変異

この原因は遺伝や生活環境による影響が強いというのが医療業界の常識でした。
遺伝については、DNAになりやすくを表すものがあると過去の研究からわかっています。自分の2親等以内にがんになった人は注意が必要です。
生活環境については、紫外線やX線、食べ物による影響、睡眠不足などが原因と言われています。

一方で人間は異常な細胞ができたときに100%がんになるわけではありません。
体にはがんを退治してくれる抗がん物質があったり、病原菌を退治する白血球ががんを見つけては退治してくれます。

しかし、退治する速度が間に合わなかったり、なぜかがん細胞を正常な細胞と認識してしまうことがあり、がんという病気が発症してしまいます。

しかし、今回の研究で原因②が圧倒的に高く、発症してしまうことが分かったことになります。
もちろん、3分の1は遺伝と生活環境であるため、リスクを下げることはできます。

しかし、不運が原因だとするとどのように対処をつけていいのか悩みです。

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