やはりこれからはHTML5の時代だと改めて感じました。
これからはどのプラットフォームでもHTML5で開発できるようになるのは非常に強みです。
一方で同じ方法に進んでいる言語として、C#とJavaがあります。
C#は.net Framework core、JavaはJava ME Embedded と組込にも積極的です。
メモ(メモを取ったものだけです。)
HTML5 Conference
http://events.html5j.org/conference/2015/1/
■HTTP/2の現状とこれから
www.slideshare.net/shigeki_ohtsu/http2-ohtsu-html5conf2015
講師:IIJ 大津繁樹
日程:2015年1月25日 14:20~15:00
・http2の標準化されもうすぐRFCに登録される予定。
今後は、3の作成を行っていく。
脆弱性が見つからない限りはメジャーバージョンアップのみを行う。
・http1.1の問題は、TCPが同時に4~6個までしか並列ができなかった。
→1つのTCPの中にストリームという単位で分割して送ることでリソースの限り並列できるようになった。
・6本のTCPがそれぞれ調整しあいながらデータの送受信を行っていた。
→1本にまとめることによって、調整という処理がなくなった。
・http1.1ではテキストプロトコルは自由に書くことができたが、http2ではバイナリプロトコルにし、バイト単位で内容を決定したため、正確情報になった。
・spdy3はほぼすべてのブラウザが対応している。
http2はfirefox35、chrome41、windows10 IEはすでに標準で対応になる。
・ブラウザ側で処理によって優先度のタグ処理が追加されて操作性が向上する。
・tlsのみのサポートになる予定でしたが、平文も仕様に導入することになったが、
各ブラウザベンダーともtlsを用いたものを中心としている。
現在検討中のtls3が公開されたら、tls2を切り捨て、3のみの対応になる見込み。
・http3で検討中のこと
ALT-SVCフレーム
Websocet over HTTP2
明示的プロキシ機能
日和見暗号化
WEB Pushの拡張(ブラウザ上でアプリが動作しいている時、ブラウザを立ち上げているが、アプリを起動していないとき、ブラウザも立ち上げていないとき、1つのブラウザで複数のインスタンスを立ち上げているとき
・新プロトコルQUIC
googleが独自に開発
UDPレベルでTCP、TLS相当の機能を可能にする。
googleのサービスは実装している。
2015年中にライブラリ化して全国に広める予定。
■Web of Things を実現する技術 - Mozilla が取り組む Web プラットフォームの進化
講師:Mozilla Japan 浅井 智也
日程:2015年1月25日 15:20~16:00
http://www.slideshare.net/dynamis/web-of-technologies
・FirefoxOSを作った理由
WEBとモバイルが分断されたていた。WEBをプラットフォームとしてWEBとクライアントをシームレスにするために作った。
・FirefoxOSの今後
テレビへの搭載は決定
ウェアラブル端末に導入しすべてがインターネットにつながって素晴らしい世界を作りたい。
・ChromecastのFirefoxOS版のHDMI端末Matchstickが2月に発売。
ソフトだけでなく、ハードウェアまですべてオープンにしている。
・OpenWebBoard
KDDIがHDMI端末の組込端末でリモコンの受け側になる。
・APIでアプリ同士がつながるのは当たり前なのでよりハイレベルへ。
・WebGLやasm.js、Emecriptenを導入にインターネットでのゲームに貢献してきた。
ゲームエンジンをWeb対応、移植を予定。
Unityの場合、ネイティブとWebでほぼ差がなくなってきた。特にWebGLの場合は内部動作も一緒の状態になっている。
・ビデオカメラなどで画像認識して、顔認識、翻訳などネイティブとWEBを比べるとWEBが弱く、遅かった。
それの改善を取り組んでいる。
また、バーチャルリアリティを実現することもエンジンは用意されているが、実装はまだされていない。誰かやって・・・(WebVR)
電子書籍・組版技術用技術も実装されている。是非、標準化、商品化を・・・
・LowerLevel
asm.jsはアセンブリのようなJavaScript。
JavaScriptが遅いの型が動的であること。変数をWebkit側で変数を事前を予想・定義すること、C言語の一部の機能を停止することによって、速度をほぼ同じにしている。
■転ばぬ先のエンタープライズWeb開発プランニング
講師:小川 充 株式会社クレスコ
酒巻 瑞穂 グロースエクスパートナーズ株式会社
日程:2015年1月25日 16:20~17:00
・オフライン機能、アクセシビリティを導入するか、どこまで導入するか決めない必要がある。
・パッケージ管理が難しい。バージョンなどがめちゃくちゃになっているケースが多い。
・成長や保守を行うアプリの場合、自動テストを導入しないと本当に苦しい。
自動テストのステップ4
①やらないという決断を下す
作り捨てや止まっても業務に影響の少ないものは誤ればよいのでしない。
②テスト基盤の整備をする。
③カバレッジゼロ/pendingシナリオファイルを準備
スタートとゴールを明確にする。
④カバレッジの上昇とデバックの消化を行う。
・コード品質を上げるためにLintを導入する。各フレームワーク専用で用意されているものもある。
・コード品質のメトリックス評価をする。Plato
ファイル単位での可視化をする。どのファイルに問題が出ているか理解する。
・自動化の可否、結果レポートのフォーマット、運用ルール、テスト自動化の導入プランの決定が必要。
・Single Page Application ではクライアントの操作や状態をトレースできないため、モニタリング、再現できるように環境を整える必要がある。
操作ログ、クラッシュログ、利用環境、パフォーマンス
・パフォーマンスは定期的に取らないと利用しているうちに徐々に遅くなるアプリが多い。
・フロントエンド開発は昔よりもやることが増えたため、Grunt タスクラニングツールを導入しないときつい。
・各ツール連携を検討しないと管理だけで開発ができなくなってしまう。
・人材が非常に不足している。
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