日本ではアジャイルってなかなか広まらないです。
システムによって効率的な開発手法は違うと思います。
開発手法を使い分けることのできるハイスキルな人材が必要だと思っています。
メモ
日本型企業が目指すエンタープライズアジャイルの世界 ~開発現場の苦労話を聞き、成功への道をイメージしよう~
http://sec.ipa.go.jp/seminar/20141217.html
・アジャイル開発の目的はお客様の満足を最優先する。
システムを構築することが目的ではない。
・短い間隔で継続的に動くソフトウェアをリリースする。
・お客様と開発者が強調してプロジェクトを成功に導く。
・仕様の不確実性に対応するための手法。
動作するシステムにフィードバックを得て改善する。
・一方ウォーターフォールは1サイクルで効率/品質よく作る手法。
要件の変化に弱く、変化時のマネジメントが難しい。
・近年はビジネスとシステムを一緒に作っていく手法。
・開発領域はウォーターフォールの苦手な領域が増えている。
・IT環境は急激に変化しているので、有効活用していきたい。
東京海上日動あんしん生命システム構築におけるエンタープライズアジャイル事例紹介
・どこでどのようなテストが行われているのか
・他部門の協力が本当に大事。プロジェクトで制御できないプロジェクト外のメンバーが協力してもらわないとプロジェクトが進まなくなってしまう。
・アジャイル開発は『守破離』
まずはやってみるからスタートし、改善をしていく。
・実績
リリース:35回
振り返り:49回
・要件定義で作るものをある程度決めておく。
予算は少し多めにとって、要件変更に対応した。
「企業システムにおける意志決定とITサービス運営について」ユーザ企業との協業によるエンタープライズアジャイルの支援~東京商工リサーチの事例~
・ITサービスをいかに回し、事業の価値を見出すことが重要。
アジャイルはそれなりできていればよい。厳密性は重要ではない。
・保守とは別に3か月に一回定期リリースでUIの改善を行う。
・上記とは別に新機能を追加時は、ウォーターフォールで開発を実施。データの種類・量に変更が入る場合は、ウォーターフォールの方がよい。
・リリース準備でユーザにバージョンアップ内容の説明等を実施。
・定期改善は経営者の意思決定を定期的に行うことができるようになった。
・ユーザ企業内にプロダクトオーナーが存在し、ステークホルダーの説得・調整をしてもらわないと進まない。
・組織内のステークホルダーや顧客/利用者のニーズの優先順位を一番理解しているのは誰か?
基本的にいない。様々な部署に散らばっている。
組織間の連携をどのように意思決定プロセスを行うかが重要。意思決定プロセスの中でステークホルダーにプロダクトオーナーの役割をはたしてもらう。
・バッファの管理はユーザ側で実施してもらわないといけない。
アジャイル開発の現状と課題について
エンタープライズアジャイル、海外動向と日本の現状
・世界的にエンタープライズアジャイルが注目され、特化したシンポジウムなどが行われている。
・2001年にアジャイルマニフェストができた。様々な手法をまとめてそう呼ぶようになった。リーンソフトウェアが入り、技術的な話からビジネス担当にもわかるようになった。
・2011年にリーンスタートアップが提唱されビジネスのサイクルと開発のサイクルが合わさった。
・世界最大のアジャイルカンファレンス2014
参加者のほとんどが高齢者
聞くよりも話すことが参加の目的になっている。
・エンタープライズアジャイルに以下が関係しているがまだ語られていない。
大企業
チームから組織へ
組織変革
ITを超えてアジャイルを採用
管理職の役割
人事査定
オフショアやアウトソーシング
・2大エンタープライズアジャイルフレームワーク
SAFe
DAD
・SAFe
リーダーシップの集団での開発。また、経営層の思いを実現する集団。
システム思考で見る
アジャイルマニフェストを順守すること
lmplement プロダクトデベロップメントフロー
知的生産活動のモチベーション
リーンソフトウェア開発=アジャイル開発
リーン=現場で考える人々
・DAD
経営層の考えていることをアジャイルの手法の適応だけでは実現できない。DADはそれらをつなげるフレームワーク
ゴール思考で作られている
DADにはフェーズがある。
モデリングなしのアジャイル開発は危険
・ユーザ企業にエンジニアが少なくベンダーに構築を依頼するという社会構造がアジャイル導入を阻害している。
・マネジメントの意識が変わらないとアジャイルの適応は難しい
・政府のような受発注形態では難しい。
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