2015年1月31日土曜日

【参加】MVP Community Camp 2015

いつも思いますが、MVPの方の話をお聞きすると向上心がわいてきます。
これからもMicrosoft関連の学習をして将来はMVPを目指したいと思う今日この頃です。



以下、メモ

MVP Community Camp 2015

http://mvp.microsoft.com/ja-jp/comcamp.aspx


■改めてLightSwitchでWeb開発&Office 365開発
・ライセンス認証はADとフォームによるID・パスワード認証の2種類がある。
おすすめはAzure ADを利用した認証。管理が容易。

■Windows Server Technical Preview Hyper-Vの新機能
・SLAT必須など古いコンピュータでは稼働できない
・Windows server 2012 R2のVMをTechnical PreviewへはVMのバージョンせずに移動できる。VMのバージョンアップをしなければそのまま戻すこともできる。もちろん、同居も可能。
VMのバージョンアップをするとパフォーマンスが向上する。
・プロダクションチェックポイント
Disk上に完全な整合性を保ったまま、バックアップからもどしたようにリストアできる。
・NICを動的に追加、削除ができるようになった。
また、仮想MACアドレスの指定も可能になった。
・メモリのホットアドの追加、削減が可能になった。
・OpenGL4.4、OpenCL1.1、DirectX11をサポート。


■PaaS指向で クラウドデザインパターンを実装!その本音と建前
・PaaSはどこまで自分で面倒を見るのかものによって違うので注意。
・クラウドを前提して考えるのではなく業務とアプリケーションの状態によって、構築方法を選ばないといけない。
・コスト下げた分、リスクが上昇し、リスクが問題になったときのコストが増えている。
・保守を行っていくとシステムは複雑化する。システムは意図的に作り替えるという覚悟が必要。
・メインフレームの完全性からクラウドの壊れてもほっとく(復元性がある)時代に変化している。
・スケールアウトが可能なインフラを作ったものの、運用体制を変えなかったため、運用コストが高くなった。
メンテナンス性の高いプログラムはハイスキルが必要だがメンバーが育っていない。
・非機能要件が難しくなってきた。ページによって違ったり、システムによって違ったりする。
非同期のアプリケーション、自動化された運用性、システムを切り離せるようにする。
・CQRSパターン=参照は早くして、更新は非同期というデザインパターン
デザインパターンを決めるのはどのタイミングで誰が決めるのか?
→ないし、いない。
さらにメンテナンス性が高く、オフショアを利用しなくてはいけない。
・Azureは壊れる前に予防保守をしている。
・クラウドデザインパターンを考える時間が非常に長くなっているため、業務ロジックを使う時間はほぼ無くなった。
・キャッシュ化したのに早くならない。
性能がでない原因を追究しないとだめ。
・データをユーザーがどう使う、どれくらい使うパターンによってキャッシュのパターンが違う。
・コマンドキューで分散処理化してもバッチ処理が遅くなった。
・PaaS Dでリトライパターンを導入。
ライブラリが未対応だった・・・テストしないと気が付かないけど、テスト難しい。
・クラウド時代は制約が大きくなった。そのため、設計者・プログラマにハイスキルが必要になった。


■インフラアーキテクチャ実践(仮題) Grasysの紹介
・インフラエンジニアの仕事は以下に分解できる。
bootstrap
provisioning
configration
clustreing
monitoring
operation
deployment
・必要な作業を分類して、作るツールを体系化。
・bootstrapに入れるのがよい。
・要件定義のことを考えないと運用コストが上がってしまう。
・基本はオーケストレーションで対応。
・google cloud platform
DNSを返さずにロードなランサーがregionへ分散可能
nvmeというインターフェースで75万IOPS
同じリュージョン内のネットワークは6Gbpsくらい
各国に入ってから独自網に入るみたいで安定している。

■software architecture とは
・ソフトウェア開発は人が無策で挑むには難しすぎる。また、機能特性と品質特性が必要。
(人間工学品質特性)
・アーキテクチャは非機能要件に強く影響している。
同じ機能を満たしていても別の構造になることがあり、違う品質特性になる。
・アーキテクチャ設計のゴールがどこかわからない。
また、行き方がわからない。(総合的技術力でカバーできる場合がある)
・品質はものによって重みづけが違い、管理していく。
さらに関係者によって重みづけが違う。
・品質特性を左右するもの
エンドユーザーの要求
ビジネス・組織の要求
開発サイドのステークフォルダ
ステークフォルダの力関係
・すべてのステークフォルダごとに異なる要求と重みづけの品質特性のバランスを取り、高い技術力を持ってゴールを定め、設計のゴールに向けて進めることのできる人。
・コードからviewとviewポイントを導き出すのは無理
・コードを書くために必要な設計書がアーキテクチャ記述(書かされた設計書は違う)
・アーキテクチャ事態を表した文書はない。アーキテクチャ記述の集合がアーキテクチャとして考える。
・品質特性・プライオリティの設計
・それに基づいた関心毎の分離の繰り返し
・プログラミング言語・パラダイムへの理解と知識
・各実装に対する理解と知識とインデックス
・思考停止ではなく、一人ひとりの要求を理解する必要がある。
・何かの品質特性が0ではそもそもそのシステムの価値がなくなることが多い。
・さまざまな手段・技術のメリット、デメリットを整理し、品質特性に合わせる。


■ブラウザとセキュリティ 安全なWEBのために
http://www.slideshare.net/hebikuzure/browser-andsecurity2015

【参加】ClubDB2 第193回

2015年一回目のClubDB2です。
本日は、DB2利用初めて人向けのDB2アーキテクチャの説明でした。

もともとOracle開発者の人がDB2開発者への転換時に使った資料であるため、違いを理解することができてとても勉強になりました。

長らくお世話になった渋谷のIBMイノベーションセンターが2月末になくなってしまいます。
なので、記念に残り少ない回数のどこかで是非いらしてほしいです。

次回は『2015年2月13日(金) 19:00~21:00 第194回 DB2最新情報もろもろ(仮)』となっています。

ClubDB2 twitterアカウント @clubdb2
ClubDB2 ハッシュタグ #clubdb2




ClubDB2 第193回

テーマ:初めてのDB2開発者向けDB2アーキテクチャー入門
日程:2015年1月30日(金) 19:00~21:00
場所:IBMイノベーション・センター 18Fセミナールーム(渋谷)
講師:すみちゃん

https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=en#!/wiki/ClubDB2/page/%E7%AC%AC193%E5%9B%9E



・DB2はiniファイルを修正するのではなくコマンドで変更する。
各変数が関係を持っているため、不整合が起きたときにエラーになるようになっている。
・レジストリパラメータは使える機能になると構成パラメータに移行されることが多い。
・データベースの構成パラメータのほとんどは作成後に変更できないので、作成時には注意が必要。
・パッケージキャッシュのinsert回数=アクセスプランを考えた回数と言っても過言ではない。パッケージキャッシュのinsert回数が多いほど、アクセスプランを考えている。
・ステートメントヒープはコンパイル時に使用する。少ないとオプティマイザが選択肢を少なくしてアクセスプランを選択する。
・最近のメモリー管理はオートの方がおすすめ。DB管理者はインスタンス全体で何GB必要か考えること。また、初期設定は決めることができる。

2015年1月30日金曜日

【参加】ITpro Active製品選択支援セミナー アプリケーションパフォーマンス管理~攻めの運用でビジネスに貢献する~

アプリケーションのパフォーマンスというよりはパフォーマンス全般の監視、管理、改善に関する内容が入っていました。

パフォーマンスの難しさは昔から感じていましたが、改めて話を聞くと多くの知識が必要だと感じました。そのためにも関係者で協力して対応しないといけないと感じました。

昔、ある人が『がんばって性能を確保するより、ハードにお金をかければいいんだ』という話を聞きました。
その言葉は正しいですが、それは設計が正しいなどの前提があるのだと感じました。



以下、メモ。

ITpro Active製品選択支援セミナー
アプリケーションパフォーマンス管理~攻めの運用でビジネスに貢献する~

日程:2015年1月30日(金) 13:00~17:20
会場:ソラシティホールEAST](ソラシティカンファレンスセンター)
主催:ITpro Active


A-1 アプリケーションパフォーマンスを最大化するためのインフラ/運用管理とは
・2000年まではシステムをしっかりと作ることが求められ、~2005年に経営戦略との連携が求められるようになった。~2010年はビジネス的効果を求められる。近年は変革が求められる。
・経営者が求めるIT戦略のテーマ
 売上増大への直接的な貢献
 業務コスト削減
 顧客サービスの向上
・IT動向の重要指数はIT基盤の統合・再構築
 IT基盤が足を引っ張り、目的が実現できないことが問題になっている企業が多い。
・基盤への投資意欲は、スマートデバイス、ネットワーク(特に無線)、クラウドに集中している。
・基盤関連のコンサルティングを実施するとスマートデバイス、ネットワーク、クラウド、IT基盤が必ずテーマになる。
・今までは情報システム部門の目的を達成するためのIT基盤であったが、近年は業務部門の目的を達成するためのIT基盤になっている。
・UXの向上によってROIの改善効果があることがITRの調査で分かっている。(Webサイトの場合)
 社内システムでもUX向上によって生産性が倍以上の効果が出る。
 UXの向上でシステム利用率は3倍になる。
・UXは作ってみて使ってみないとわからないため、プロトタイプを作ってPDCAサイクルを回すしかない。
・UX中心設計/開発/運用の方法論、ITインフラ、評価・フィードバックが必要。


A-2 Splunkを示すEnterpise APM ~APM Big Data を提供するdynaTrace~
・近年はWEBサービスが広まり、ユーザーニーズが向上している。
 特にレスポンスに対する要求が強い。
・ログの種類が多くなりトラブル時やレスポンス悪化時にどれを見れば良いのかわからなくなっている。
 →ログ全体を可視化できるツールが必要。
・dynaTraceは各サーバにエージェントを導入し、該当サーバを利用した際にユニークIDを振ってログを出力し、次のサーバに渡す。
 その後、管理サーバに送り、レポート化する。
・dynaTraceであれば、すべてのユーザ、すべてのサーバの情報を取得しているため、一気通貫でログの関連付けができ、どこにボトルネックがあるわかりました。
・dynaTraceは他製品よりもサーバへの負荷が圧倒的に低い。
・dynaTraceの実績はグローバルで1000社程度、国内で40社。
・dynaTraceのライセンス体系はインストールしたエージェント数によって決まる。
・splunkはログの可視化のためのツールだが、実際はログ取得によって不正操作がないかセキュリティのために使うことも多い。
・splunkを利用し、ログデータから現在の発注された商品の現状を見せることができるようになった。
・サポートがよい企業を体験するとロイヤル顧客になる。
・見たいデータを瞬時に探すことができる。
・2月はどこのサイトでも最も売り上げが落ちるためキャンペーンを実施する。
 キャンペーンの効果が出ているかリアルタイムで把握し、必要に応じた対応をしたい。
・ログを可視化することでパフォーマンス劣化の予兆を事前に設置して顧客の満足度を向上できるようにしている。
・splunkは世界100か国で利用され、国内で1500社。
・splunkのライセンスはログ容量で決まる。


A-3 のためのアプリケーション可視化・最適化・高速化
~クラウドを含めたアプリケーション・ネットワークのパフォーマンス向上~
・製造業等は海外に拠点を持っていることが多く、WANの高速化の要求がある。
・WAN高速化製品はリバーベッドとCiscoの2強。
・安全性、柔軟性、信頼性、高いパフォーマンスがユーザのネットワークに対する要求。
・SteelHeadはWANの高速化、SteelCentralはネットワークの可視化ができる。
・SteelHeadはバイトキャッシュを採用している。重複排除している。
 さらに、拡張TCPを利用して高速化している。
・akamaiとriverbedで連携しインターネットのルートを最適化して、WAN高速化の限界を超えている。
・今後、クラウドの適応範囲を増やし、高速なクラウド利用環境を目指す。


A-4 Mobile App が主役の時代のAPM:CA Mobile App Analytics & CA APM9.7
・モバイルアプリケーションは利用しているアプリケーションが多い割に逆に使わなくなってしまうアプリケーションも多い。
・課題
 アプリケーションレビューの評価が低く、SNSなどでネガティブな情報が拡散されてしまう。
 アプリケーションの品質を保つことができない。利用環境が多様でありすべてをテストすることができないため、ユーザからの報告ないと気が付かない。
 ユーザに十分な体感を与えることができていない。
・CA MAAをアプリに入れてユーザがインストールするとユーザのスマートフォンから利用状況、クラッシュ情報をサーバに送る。
 WebはAPMで監視し、ネイティブとハイブリッドはMAAで監視する。
・収集したデータから、インストールの状況、アンインストール状況、利用状況(利用時間、利用回数)、クラッシュ情報のレポートが作成できる。
 クラッシュレポートはクラッシュの種類の分析もでき、アプリ開発のインプットとしてテスト改善につなげることができる。
・MAAは昨年にリリースされたばかりの新商品。CAが自社で開発した製品。

A-5 アプリケーション性能を管理するのに必要なこと
・性能という言葉は人によって使い方が違うため、要件を決めるときに言葉の整理が必要。
 また、必ず検証できるものだけで整理しないといけない。
・オンラインアプリはレスポンスタイム(処理時間と応答時間)とスループット
・バッチアプリは処理時間と処理可能データ量。
・性能を考えるうえでの原則
 ボトルネックを改善せよ
 何事も計測すべし
 仮説検証を繰り返せ
・性能チェックはどういうライフサイクルで使っていくかが重要。
 ツールだけでは要因特定は難しいため、ツールを使って要因を探す。
・性能を決定する要因
 外的要因(同時アクセス数)
 内的要因(データ量)
 ミドルウェア特性(処理内容、システムリソースの利用方法)
 アプリロジック(処理内容、システムリソースの利用方法)
 ミドルウェア特性とアプリロジックは作るときに考えること。痛い目にあいやすい。
 外的要因と内的要因は保守の中で発生する。予兆があるため見逃さないようにする。
・性能改善の技術は以下の4つしかない。
 圧縮、キャッシュ、分散、計算量の減少。
・分散はステートレスとステートフルの場合とある。
・システムのライフサイクル(要件定義から廃棄まで)の各工程で性能を意識する必要がある。特に運用設計の性能監視を忘れがち。
・性能は個人やチームの責任ではなく、プロジェクト全体の問題であるため、関係者で協力しあって目標達成に向けて対応することが必要。


第9回日ASEAN情報通信大臣級会合等の結果

政府から第9回日ASEAN情報通信大臣級会合の結果は発表されました。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin09_02000033.html


ASEAN ICTマスタープラン2015
http://www.asean.org/resources/publications/asean-publications/item/asean-ict-masterplan-2015


基本的なスタンスは変更なく、ネットワークやインフラ強化、人材育成の方針です。

参加者一覧を見ればかわかりますが、韓国や中国は参加していません。

近年、日本とASEANは非常に強い協力関係を結んでいます。
IT業界においては技術者同士の交流や企業の連携、オフショア先としての利用など幅広く関係ができます。

政治的、IT業界的、経済的に今後も協力関係を続け、アジア全体の発展を望みたいです。

Microsoft ExpressRouteを無料利用プロモーション

MicrosoftがAzureサービスのExpressRouteを無料利用プロモーションを2015年6月30日まで行うことを発表しました。

http://blogs.msdn.com/b/windowsazurej/archive/2015/01/26/try-expressroute-free-of-charge-with-this-promotion.aspx


ExpressRouteは自分のローカル環境とAzure環境を仮想閉鎖網のIP-VPNでつなぐサービスです。
無料利用では10Mbpsでの利用になります。大容量でなければ十分な速度です。

将来的にはエンタープライズ環境ではオンプレミスとパブリッククラウドを連携し、ハイブリットクラウド環境を作ることは避けらないため、今からテストをかねてやっておくことは非常に良いと思います。

この機会を逃すと有料になってしまうため、是非利用してほしいです。

もし、今回利用し、問題ないということであれば、基幹システム以外をAzureへの移行の検討もすると良いでしょう。ネットワークの再構築も必要ないためおすすめです。

検討機関は5か月と十分あると思います。


Microsoft R言語の Revolution Analytics を買収

Microsoft が2015年1月23日にR言語で有名な Revolution Analytics を買収すること発表しました。



Microsoft は最近、テキスト分析のEquivio 等分析系の企業をどんどん買収しています。

今後も買収し、Azure Machine Learning を強化していくことが想定されます。

また、Azure Machine Learning はR言語で利用するサービスなので、R言語を買収したことで利用性向上が期待できます。

また、R言語や分析系、人工知能のオープンソースへの貢献も期待できます。
まだまだ、人工知能のライブラリは成熟していないので今回のことで成熟を期待したいです。

別件ですが、社内の分析基盤のcosmosもAzure上で稼働させて企業向けへの提供も予定しています。

分析系はgoogleが非常に力を入れてきた分野です。Microsoftがどこまでの分析系を提供してもらえるか期待です。

パブリッククラウド 稼働率 レポート

CloudHarmony というアメリカの調査企業が、パブリッククラウドの稼働率レポートを公開しています。



これを見ると大手パブリッククラウドプロバイダーのgoogle、Amazon、Microsoftを比べると圧倒的にgoogleが稼働率が高く、Amazon、Microsoftとついています。

googleは稼働率をSLAとして保障しているため稼働率が高いと思われます。また、アーキテクチャも非常にスケールアウトしており、障害発生した部分はすぐに切り捨てるような設計となっているためだと思われます。

Amazonはインフラ重視の設計となっており、データロストが起きず、障害発生時もインフラが維持されるような設計となっているため、googleよりも低いと思われます。
また、ソフトウェアが成熟していないため、ソフトウェア障害により停止も稼働率を下げている原因だと思われます。

Microsoftはまだできて新しいものであるため、低いのは仕方ないと思います。また、設計思想はソフトウェア重視しており、開発者がインフラを意識しないでよいような設計になっています。これは、インフラ障害に非常に強い設計となっています。
また、今後として、各サービスを3週間毎にアップデートしているため、稼働率が少しずつ上がっていくことが想定されます。

このサイトは非常に有効です。サービスを選ぶ際に是非ご利用ください。




2015年1月29日木曜日

ゼロトラストネットワークセキュリティスタートガイド

お勧めの資料です。ネットワークセキュリティ設計の基礎が記載されているのでネットワーク管理者の方にご一読をお勧めします。


ゼロトラストネットワークセキュリティスタートガイド
https://find-it.jp/se/member/wp/detail/index.html?whitePaperId=2113

「SSLサーバ証明のハッシュアルゴリズムSHA-2」移行ガイド

お勧めの資料を見つけましたので共有します。


「SSLサーバ証明のハッシュアルゴリズムSHA-2」移行ガイド
http://selectbox.shoeisha.jp/article/416


こちらの資料には、現在多く利用されているSHA-1から次世代のSHA-2への移行方法が記載されています。
それだけでなく、いつまでに次のアルゴリズムに移行しなくてはいけないかやアルゴリズムの強度の体系が記載されているので勉強になります。

WEBセキュリティに興味のある方は是非ご一読をお勧めします。


2015年1月28日水曜日

CSIRT 4割が構築済み 『企業における情報セキュリティ実態調査2014』

NRIが提供する『企業における情報セキュリティ実態調査2014』によればCSIRTが4割構築済みとのこと。

NRI 企業における情報セキュリティ実態調査2014 ダウンロードサイト
http://www.nri-secure.co.jp/security/report/


※企業における情報セキュリティ実態調査2014 P.23 より

セキュリティが弱い日本企業ですが、近年の大きなセキュリティインシデント受けてかなり対策をとっているようです。

しかし、一方で予算、人員、ルールの不足が深刻化しているようです。
人員やルールについては国がかなり力を入れてセキュリティ要因の育成、ガイドラインの作成に取り組んでいます。
一方で予算は難しいです。やはり、CEOが率先してセキュリティ強化の意思を持たないと進まないのが現状です。

CSIRTを構築するメリットについては以下のようになっています。

※企業における情報セキュリティ実態調査2014 P.24 より


インシデント数のアンケート結果はありませんでしたが、やはりインシデント対応の迅速化、スキルの集約等に期待があるようです。


セキュリティに対しての意識向上は日本企業にとって良いことだと感じています。
一方でセキュリティのために生産性を低下させてしまうようなルールや施策はやめていただきたいと思っています。それは間違ったセキュリティの考え方です。
先進的企業が取り入れられているセキュリティ技法は、セキュリティ向上+生産性向上+信頼性向上です。
先進的企業に学び、効果を出してほしいと考えています。

Microsoft 第2四半期決算

Microsoftの第2四半期の決算が発表されました。



surfaceとエンタープライズ系が好調である一方、Gameとコンシューマ向けのデバイスとライセンスが落ちています。

全体としては増収となっています。流石、Microsoftという感じです。

surface Pro 3 はグローバルで人気がある製品になっていますので好調な理由がわかります。
エンタープライズ系はAzureが国際的なイベントで使われたり、中小企業、ベンチャーでの利用が盛んであることが影響していると思われます。

GameはXbox oneは海外の状況はわかりませんが、日本での人気はまだまだです。
個人的には良いゲームもそろっていて良いハードだと思うのですが・・・Windows10が発売してからの連携に期待したいところです。
コンシューマ向けのデバイスとライセンスはWindows Phoneがいまだに世界的に販売されていないのは影響が大きいと思われます。また、ライセンスは8と8.1の不人気が影響していると思われます。タブレット向きのOSですが、タブレット市場はiPadにかなりシェアを奪われているのはつらいところです。Microsoftが今後タブレット市場にどのように参入するか気になります。(Surface以外で)

Windows10 ベンチマーク結果

Windows10を導入しましたので早速ベンチマークしました。

デスクトップはこんな感じ。


ベンチマークは同じハードウェアで初期のインストール状態でWindows7とWindows10それぞれ比較しました。
あまりもので作ったので、スペックが低いのは気にしないでください。

ベンチマークソフト:CrystalMark2004R3 (0.9.126.452)

Windows10

Windows7


AULとFPUが向上していますが、HDDとGDI、D2Dが劣化しています。
HDDはOSデータが10Gしかないことから圧縮されているためだと思われます。
グラフィック系がなんで下がっているのかは不明です・・・どいうこと?

とりあえず、結果をマイクロソフトに連絡しておきます。


Windows10のベンチマーク結果
https://drive.google.com/file/d/0BxhPQSzt0qZUamVfVDMtZV8tdlE/view?usp=sharing

Windows7のベンチマーク結果
https://drive.google.com/file/d/0BxhPQSzt0qZUTS12eDJ6bEhSYWs/view?usp=sharing

2015年1月25日日曜日

【参加】HTML5 Conference

やはりこれからはHTML5の時代だと改めて感じました。
これからはどのプラットフォームでもHTML5で開発できるようになるのは非常に強みです。

一方で同じ方法に進んでいる言語として、C#とJavaがあります。
C#は.net Framework core、JavaはJava ME Embedded と組込にも積極的です。



メモ(メモを取ったものだけです。)

HTML5 Conference
http://events.html5j.org/conference/2015/1/

■HTTP/2の現状とこれから
www.slideshare.net/shigeki_ohtsu/http2-ohtsu-html5conf2015
講師:IIJ 大津繁樹
日程:2015年1月25日 14:20~15:00

・http2の標準化されもうすぐRFCに登録される予定。
今後は、3の作成を行っていく。
脆弱性が見つからない限りはメジャーバージョンアップのみを行う。
・http1.1の問題は、TCPが同時に4~6個までしか並列ができなかった。
→1つのTCPの中にストリームという単位で分割して送ることでリソースの限り並列できるようになった。
・6本のTCPがそれぞれ調整しあいながらデータの送受信を行っていた。
→1本にまとめることによって、調整という処理がなくなった。
・http1.1ではテキストプロトコルは自由に書くことができたが、http2ではバイナリプロトコルにし、バイト単位で内容を決定したため、正確情報になった。
・spdy3はほぼすべてのブラウザが対応している。
http2はfirefox35、chrome41、windows10 IEはすでに標準で対応になる。
・ブラウザ側で処理によって優先度のタグ処理が追加されて操作性が向上する。
・tlsのみのサポートになる予定でしたが、平文も仕様に導入することになったが、
各ブラウザベンダーともtlsを用いたものを中心としている。
現在検討中のtls3が公開されたら、tls2を切り捨て、3のみの対応になる見込み。
・http3で検討中のこと
ALT-SVCフレーム
Websocet over HTTP2
明示的プロキシ機能
日和見暗号化
WEB Pushの拡張(ブラウザ上でアプリが動作しいている時、ブラウザを立ち上げているが、アプリを起動していないとき、ブラウザも立ち上げていないとき、1つのブラウザで複数のインスタンスを立ち上げているとき
・新プロトコルQUIC
googleが独自に開発
UDPレベルでTCP、TLS相当の機能を可能にする。
googleのサービスは実装している。
2015年中にライブラリ化して全国に広める予定。

■Web of Things を実現する技術 - Mozilla が取り組む Web プラットフォームの進化
講師:Mozilla Japan 浅井 智也
日程:2015年1月25日 15:20~16:00

http://www.slideshare.net/dynamis/web-of-technologies

・FirefoxOSを作った理由
WEBとモバイルが分断されたていた。WEBをプラットフォームとしてWEBとクライアントをシームレスにするために作った。
・FirefoxOSの今後
テレビへの搭載は決定
ウェアラブル端末に導入しすべてがインターネットにつながって素晴らしい世界を作りたい。
・ChromecastのFirefoxOS版のHDMI端末Matchstickが2月に発売。
ソフトだけでなく、ハードウェアまですべてオープンにしている。
・OpenWebBoard
KDDIがHDMI端末の組込端末でリモコンの受け側になる。
・APIでアプリ同士がつながるのは当たり前なのでよりハイレベルへ。
・WebGLやasm.js、Emecriptenを導入にインターネットでのゲームに貢献してきた。
ゲームエンジンをWeb対応、移植を予定。
Unityの場合、ネイティブとWebでほぼ差がなくなってきた。特にWebGLの場合は内部動作も一緒の状態になっている。
・ビデオカメラなどで画像認識して、顔認識、翻訳などネイティブとWEBを比べるとWEBが弱く、遅かった。
それの改善を取り組んでいる。
また、バーチャルリアリティを実現することもエンジンは用意されているが、実装はまだされていない。誰かやって・・・(WebVR)
電子書籍・組版技術用技術も実装されている。是非、標準化、商品化を・・・
・LowerLevel
asm.jsはアセンブリのようなJavaScript。
JavaScriptが遅いの型が動的であること。変数をWebkit側で変数を事前を予想・定義すること、C言語の一部の機能を停止することによって、速度をほぼ同じにしている。



■転ばぬ先のエンタープライズWeb開発プランニング
講師:小川 充 株式会社クレスコ
酒巻 瑞穂 グロースエクスパートナーズ株式会社
日程:2015年1月25日 16:20~17:00

・オフライン機能、アクセシビリティを導入するか、どこまで導入するか決めない必要がある。
・パッケージ管理が難しい。バージョンなどがめちゃくちゃになっているケースが多い。
・成長や保守を行うアプリの場合、自動テストを導入しないと本当に苦しい。
自動テストのステップ4
①やらないという決断を下す
作り捨てや止まっても業務に影響の少ないものは誤ればよいのでしない。
②テスト基盤の整備をする。
③カバレッジゼロ/pendingシナリオファイルを準備
スタートとゴールを明確にする。
④カバレッジの上昇とデバックの消化を行う。
・コード品質を上げるためにLintを導入する。各フレームワーク専用で用意されているものもある。
・コード品質のメトリックス評価をする。Plato
ファイル単位での可視化をする。どのファイルに問題が出ているか理解する。
・自動化の可否、結果レポートのフォーマット、運用ルール、テスト自動化の導入プランの決定が必要。
・Single Page Application ではクライアントの操作や状態をトレースできないため、モニタリング、再現できるように環境を整える必要がある。
操作ログ、クラッシュログ、利用環境、パフォーマンス
・パフォーマンスは定期的に取らないと利用しているうちに徐々に遅くなるアプリが多い。
・フロントエンド開発は昔よりもやることが増えたため、Grunt タスクラニングツールを導入しないときつい。
・各ツール連携を検討しないと管理だけで開発ができなくなってしまう。
・人材が非常に不足している。



20150124 Windows 10 Technical Preview 予定より早く公開 ダウンロード方法公開

先日のイベントで発表のあった Windows 10 Technical Pewviw の最新版ですが、2015年01月26日の週を予定していましたが、2015年01月24日に更新されました。

https://insider.windows.com/


ダウンロード方法についてご説明します。

①Windows Insider Program にアクセス
 『Get Started』をクリックする。

②Microsoftアカウントでログイン(hotmailまたはlive)

ログインするとこのページに行きます。


③プログラム規約書に同意し、ダウンロードする目的にチェックを入れて『送信』をクリック。

④送信すると以下の画面が出ます。
 『Start Upgrade now』を押してしまいそうですが、押してしまうとWindows7以降のOSを10にアップグレードされてしまいます。
 それは危険なので、その上の『downlaod the ISO files』

以下のページに進みます。

⑤日本語のISOファイルをダウンロードする。
 『Product key』をメモし、必要なISOファイルをダウンロードします。
 『Product key』がなくても導入はできますが、10日間しか使用できません。『Product key』を導入することで180日利用できます。
 ISOはx64が64bit、x86が32bit用になっています。今時は64bitが当たり前ですが、古いPCでテスト・体験したい方は32bit版をダウンロードしましょう。




2015年1月22日木曜日

ツイキャスに「規制回線モード」追加

2015年1月14日付けでツイキャスに規制モードが追加されました。40kbpsまでサポートしているとのこと。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/14/news070.html


これはとてもありがたいことです。
現在、どのキャリアでも規定値を超えると128kbpsになってしまいます。
40kbpsなら速度制限時でも十分に利用できます。

このような対応は他の動画サービスにも対応してもらいたいです。
ライブ配信だけでなくyoutubeなどの動画配信サービスもモバイル向けまたは低画質モードが追加されるとよいなと思います。

世界のトラフィックの6割はyoutubeと言われています。これは明らかに世界のネットワークを圧迫し、多くのリソースを使用しています。

世界のネットワークのリソースが解放されることで電力消費削減など環境への貢献もできると思います。そして、ユーザーの使い勝手も上がり、一石二鳥です。

ユーザーは高品質を求めていると同時に悪ければ悪いで慣れてしまうものです。
世界はよくなりすぎましたから、多少の『仕方ない』を広めることはよいことだと思います。
これはこれからITを導入する後進国のためにも良い技術になりますので是非研究していただきたいです。

次期OS 『 Windows 10 』 発表イベント まとめ

ついにベールを脱ぎました!
イベントのライブストリーミングはこちらです。

http://news.microsoft.com/windows10story/


■Windows10


  • Technical Previewは300万本以上のインストール
  • PC版Technical Previewの次のビルドは2015年1月26日の週
  • モバイル版Technical Previewは2月を予定
  • Windows Insider Programのメンバーは170万人以上
  • Windows 8.1、Windows Phone 8.1の次期バージョンは、Windows10に統合。
  • Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows Phone 8.1の端末はWindows10へのバージョンアップは無償(Windows10発売から1年間のみ)
  • ブラウザはIEからSpartanへ
    『Project Spartan』は、3~5カ月以内にWindows Insider Programに登録される予定。
  • モバイル向けの音声認識機能のパーソナルアシスタント機能『Cortana』がデスクトップでも利用可能に
  • スマートフォン用とPC用のMicrosoftアプリストアが統合される。


■ハードウェア


  • ARでホログラムのアプリを操作できる『HoloLens』
  • 電子会議向け『Surface Hub』
    (84インチ/55インチ ディスプレイ)


■Xbox
PCでXboxのオンラインゲームをプレイできる『Xbox App』
Xbox OneとWindows 10搭載PCでマルチプレイヤーのオンラインゲームをプレイ可能に
Xbox OneのゲームをWindows 10でストリーミングプレイ可能に



ざっくりこんなところです。
いろいろと楽しみなことが増えました。今後もWindows10の動向はチェックしていきたいと思います。


2015年1月19日月曜日

スイス銀行 匿名性解除

スイス銀行といえば、ゴルゴ13も利用している匿名性が確保されている銀行です。
世界で唯一匿名性が保障されていた銀行でした。
それもスイスが永世中立国であることがあると思います。

今回、匿名性を破ったのはアメリカの犯罪調査のためです。
今までも何度もアメリカから要請があり、圧力をかけられていましたが、今回圧力に負けたのでしょう。
これによって世の中に安全な銀行はなくなったことになります。つまり、世界の犯罪によって稼いだお金を隠して置く場所がなくなったことになります。

犯罪調査に協力するとなると犯罪者の銀行凍結もできるようになります。

世界中の大金持ちが大騒ぎでしょうね。

一番安全な場所は現金で持っているという状態になります。

また、これは別の話ですが、スイスは永世中立国をやめたいという噂もあります。
そしてスイスはフラン高騰によって経済はぼろぼろです。

今度のスイスは民主主義の他と同じような国を目指すのでしょうか。
今後のスイスの動向は注意したいと思います。



※日経の記事より。

【参加】第5回PPMAセミナー ITプロジェクトにおけるコスト管理の進め方

コスト管理に特化した内容と思い参加しましたが、定量的プロジェクトマネジメントについての内容が多かった。
しかし、プロジェクトにおけるコスト管理の前提として定量的プロジェクトマネジメントは必要なのだと理解できた。
今回は経理に特化したプロジェクトとの関係の説明があったが、現実的には1つのプロジェクトはIT資産管理プロセスや文書管理プロセス等、様々なプロセスと連携する必要があるため、どうやってそういった情報をプロジェクトマネジメントと組み合わせていくか考える必要があることを改めて感じた。


第5回 PPMAセミナー ITプロジェクトにおけるコスト管理の進め方


■目次

  1. ITプロジェクトでは何故コストコントロールが上手くいかないか?
  2. 次世代の定量的プロジェクト管理ツール「EPM Base」について
  3. 「さくら会計」におけるITプロジェクトの原価管理について


1.ITプロジェクトでは何故コストコントロールが上手くいかないか?
・製造業が発達している日本の中で、改善サイクルがITは遅れている。
・ホームページを中心に依頼を受ける体制になっている。
・経営者は細かいことは聞きたくないというのが基本。
・遅延の前兆をとらえることができず、いきなり遅延になる印象。
・進捗会議を何のためにどういうことをしたいのか明確になっていない。
・プロジェクトの状態の情報を表すデータがない。
・計測性があって、再現性があるから有効なコントロールができる。
・日本人はデータに基づいて、サイクルを回して検証を重ねることで仮説の精度を上げていくことが得意。
 →プロジェクトでも同じアプローチをしよう。
・ITのプロジェクトは1回性があるため、2段構えで標準を作る必要がある。
 WBSを積み上げて×単価(各人のコストを積み重ねる)
 プロジェクトの過去の実績をためて標準の単価を導きだす。

まとめ
・プロジェクトマネジメントを定量的に実施することで以下の目標を達成する。
 ①経営者に対してプロジェクトの進捗状況を根拠ありで説明できるようにする。
 ②プロジェクトをモニタリングすることで改善プロセスに入れる。
・プロジェクトで収集しないといけないデータは非常に多いため、運用負荷を下げるための工夫が必要。
・運用負荷を下げるためにツールを入れることが多いが、全体的なプロジェクトマネジメントの考え方を整備したうえで補助的な位置づけとしてツール導入するとよい。


2.次世代の定量的プロジェクト管理ツール「EPM Base」について
・大きいプロジェクトであればあるほど、失敗のリスクが高い。
 →小さいプロジェクトに機能・アプリケーションごとに分割して開発する。
 →プロジェクトの状況把握が困難。品質がバラバラ。問題解決の判断が遅延しやすい。
・定量的プロジェクトマネジメントのよいところはベンチマークができる。
・ISO/IEC29155-1に準拠
・PMBOKに準拠した定量的プロジェクト管理
・複数プロジェクトの横断的管理
・グラフによる視覚的&リアルタイム把握
・累積プロジェクトデータの統計解析
・インポート/エクスポート機能グラフのファイル出力(Excel、MS、Prohect、csv、PDF、word、PowerPoint)
・コストマネジメントは月次では対処が遅れる。
 日々のモニタリング、管理、改善が必要。

まとめ
・EPM-Xの後継であるEPM Baseは以下のような特徴がある。
 ①定量的プロジェクトマネジメントを行うに当たり、EPM Baseのようなツールは非常に有効。
 ②ISO/IEC29155-1、PMBOKに準拠し、EVMを取り入れている。定量的プロジェクトマネジメントだけでなく通常のプロジェクトマネジメントの際にも十分利用できる機能が備わっている。
 ③現在、開発現場で利用されているさまざまなツールとの連携がでできるようになっている。
  また、データ収集に当たりより省力化が求められるため、自動化できるような機能が備わっている。
 ④企業内で多数のプロジェクトで利用することによってベンチマークに使える。
  また、プログラムマネジメントをする場合に複数の進行中プロジェクトの比較もできる。


3.「さくら会計」におけるITプロジェクトの原価管理について
ファッズ株式会社とは
・中小企業~大企業の業務パッケージ開発
 企画/設計/実績/品質評価と、製品開発の全行程に対応が可能
 業務ソリューションにおけるUI設計、画面・帳票デザインの制作が得意
・ソフトウェア開発支援及び受託開発
 Windowsアプリケーション開発(ワークスアプリケーションのCOMPANYシリーズ等)
 Webソリューション開発
・ソフトウェア・サービス開発事業
 中小企業向け業務パッケージ「さくら会計」の開発・販売

さくら会計とは
・経理財務プロフェッショナル向けになっている。
 近年のトレンドの簡単とは反して経理担当向けに専門家が利用しやすいように作っている
・UIを自由にカスタマイズしやすいように作っている。
・マルチユーザー利用可能で権限管理できる
・他のシステム・製品とインポート・エクスポートしやすいように作っている。
・EPM Baseとの連携が可能。
・多言語、多通貨、多基準、多地域に対応している。

メモ
・経理は率先して情報を出すことができなかった。
・会計側にプロジェクトの情報がないため、会計上困ることや誤った報告をしてしまっているケースが多い。
・プロジェクトの予算と実績の比較をリアルタイムでできていない。
・原価計算を行うことで経営者からプロジェクトの問題点を見ることができる。

まとめ
・さくら会計というソフトウェアはともかく、経理・総務部といった部門の業務簡略化とプロジェクトマネジメントのコスト管理を関連付けることの重要性を理解した。
 ①経理・総務部の業務省力化
 ②CEOやCFOという立場の人間がリアルタイムにシステム開発の健全性を理解することができる。



2015年1月18日日曜日

Microsoft Azure 専用線サービス開始

MicrosoftはIIJ、エクイニクス・ジャパンと協力し、日本の Microsoft Azure データセンターとの専用線サービスを2015年1月15日から開始することを発表しました。

http://www.microsoft.com/ja-jp/news/press/2015/jan15/150115_azure_expressroute.aspx


IIJは『フルマネージドサービス』として、機器、運用、管理まですべて実施し、大手の企業や大規模システムとの連携向けです。

エクイニクス・ジャパンは『フレキシブルサービス型』として、サービスや接続回線を自由に選択し、自社で設計・運用する中小規模向けのサービスです。

今までは、インターネットVPNでしか連携できませんでしたが、これからは社内網の一部として連携が可能になります。
当然、東日本、西日本のどっちのデータセンターともやり取りができます。


昨年の同時期から専用線での通信ができるように準備を進めていると聞いていたのでやっとできるようになったのかと思いました。
Microsoftがこれだけの時間がかかったということはそれだけMicrosoft Azureは複雑なシステムだと感じました。


地球の1/3の物質『ブリッジマナイト』

地球で最も多い物質は砂の主成分の二酸化ケイ素ということで有名ですが、今回発見されたのはマントルよりも深いところにある物質『ブリッジマナイト』です。

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52182622.html



『ブリッジマナイト』は今まで名前がついていませんでした。その理由は単純に深いところにあったらため、実物を取得することできていなかったためです。
今までは、『ペロブスカイト構造のマグネシウム鉄ケイ酸塩』という、そのままの名前で呼ばれていた。

今回、手に入れた『ブリッジマナイト』は地球から手に入れたものではなく隕石から取得したものになります。


極悪マルウェア『Skeleton Key』 パスワードがなくてもユーザー承認を突破

Dell SecureWorksが、Active Directoryのドメインコントローラを利用してパスワードなしでユーザー認証を突破するマルウェア『Skeleton Key』を公表しました。

http://www.secureworks.com/cyber-threat-intelligence/threats/skeleton-key-malware-analysis/


このマルウェアは、ドメインコントローラのメモリパッチに潜み、ネットワークにログインするユーザーの使用状況をモニタリングし、任意のユーザーに偽装して認証を突破します。
ログインされたコンピュータは外部からの操作も可能になります。

このマルウェアを潜ませるには、Active Directoryのドメインコントローラの管理者権限を必要とします。
そのため、別の方法で管理者権限を取得したと思われます。

本マルウェアは定期的な再起動によって防ぐことができます。
自動起動ではメモリ上に展開されず、再デプロイが必要です。
しかし、犯人は別のマルウェアを利用して再デプロイするような対策も取っているようです。

今回のマルウェアは、Windowsを利用している中規模以上の会社やWindowsServerのHA構成を利用している会社であればActive Directoryを利用しているため、被害候補は非常に多いことが想定されます。

間違いない対策としては、Microsoft AzureのAzure Active Directoryに移行することです。
通常のActive DirectoryとAzure Active Directoryでは、ドメインコントローラの考え方がまったく違うため、防ぐことが想定されます。

原子レベルでのメモリを作成へ

東京大学の物性研究所の徳永将史が次世代の磁気メモリを作るための基礎研究である新現象を発見しました。

http://news.mynavi.jp/news/2015/01/15/115/


発見した新現象とは以下の通りです。

瞬間的に大きな磁場を発生できるパルスマグネットの実験結果、ビスマスフェライトで新しい方向への電気分極が発生し、磁場によって制御できること。

パルスマグネットは、電磁波によって作った磁石です。
ビスマスフェライトはマルチフェロイック材料で電場によって磁性を制御できる物質です。

今回は発見されたビスマスフェライトの特性は室温で使えることがポイントです。
今までは同じような現象でも室温では再現できていませんでした。
室温で使えないと家庭向け製品の材料として使うことができないですから。

この発見によって、今までよりもはるかに高密度のメモリを作ることができます。

まだ、実用化までは先ですが、ナノマシンサイズでも現在のPCと同じくらいのスペックのメモリを搭載することが可能だと思われます。

2015年1月15日木曜日

イギリス政府が暗号化されている通話アプリを禁止へ

イギリス政府が通話内容を解読するために暗号化されている通話アプリを禁止する方針を発表した。
今回の対象は政府が暗号化を解読できるものは対象外とのこと。
まだ、法案は提出されていないため、まだ正式に決まるかどうかはわかりません。

http://www.cnn.co.jp/tech/35058956.html


キャメロン首相は近年起きているテロ行為を懸念し、テロリストが安全に通話できる環境をなくすことが目的のようです。

しかし、この法案が通ってしまうと以下のような問題があります。
①ほとんどの通話アプリが使用できなくなる。
 MicrosoftのSkype、Googleのハングアウト、Appleのiメッセージ、facebookのWhatsApp等、近年の通話アプリは暗号化するのが当たり前の状況になっています。
 これらすべてが利用不能になります。

②技術的に大変
 各社が今回の法案でイギリス専用を用意するかは不明ですが、ただ作るだけではすみません。
 例:英国→Skype→日本
   英国とSkype間はプレーンテキスト、Skypeと日本は暗号化
   というよぅな動作をしないといけなくなる。

 これは技術的に大変であるのと同時、各事業者に大きな負担を作ることになります。

③プライバシーとの問題
 当然、テロリストだけでなく一般人も暗号化されないため、プライバシー保護ができなくなります。
 欧米諸国はプライバシー侵害に対する抵抗が強いです。それに対して国はどう保障するのかはっきりさせなくはいけません。

④暗号化の解析法を政府に提供する?
 仮にアプリの暗号化したまま利用する場合は、暗号化の解析方法を政府に提供するような体制が必要になると思われます。
 これがクラッカーによって奪われた場合、世界中の通話はダダ漏れという状態になります。
 現実的に絶対に漏れない体制など作ることができない現状でどう対応するのか政府には問われます。

⑤ハッカーによる盗聴が容易に
 暗号化されていない通信はハッカーの的です。やり放題といっても過言ではありません。
 これはリアルでのテロが減ったとしてもサイバー上のテロや犯罪が増えることが間違いありません。

⑥そもそも政府はインターネット上の情報を自由に取得してよいの?
 ヨーロッパではリアルですら、犯罪を防ぐために路上への監視カメラの設置を断念しました。
 にも関わらずインターネット上は自由に監視してよいというのは傲慢ではないでしょうか。
 リアルとサイバーの違いはどこにあるのでしょうか?これを明確にしないまま法案が通ってしまうことは今後絶対に禍根を残します。

⑦他国へ広まる可能性
 成功事例ができた場合、他国も同様の対応を使用とするでしょう。
 これはかつて、植民地の独立運動と同じように1か所が成功すれば次は俺たちがというのと一緒の原理です。
 そのたびは、企業は対応しなくていけなかったりと世界が混乱することでしょう。


これらの問題について、英国はどのように考えるかはっきりさせてほしいです。
自分の国だけでなく、世界全体を意識した政策を行わなくては現在のグローバル化させた社会ではいけないと思っています。
自分本位な行動は世界の混乱を招き、治安の悪化、経済の低迷等様々なことが発生します。

そして一番の問題は、これらの問題を問題・課題と認識しないことだと思います。

Google リアルタイム翻訳、画像翻訳機能を公開へ

GoogleがGoogle翻訳に新しい機能を追加することを発表しました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/15/news061.html


①リアルタイム翻訳機能
 この機能は音声をリアルタイムで翻訳してくれる機能です。Microsoftがカンファレンスでのデモや昨年末にプレビューとして公開したものに似ています。
 Googleの場合はGoogle翻訳に追加なので、通話時やセミナー動画に追加されるわけではありません。
 一方Microsoftが公開しようとしているものはSkype上で通話の内容を翻訳する機能です。もちろんチャットでも利用できます。

 Google翻訳の場合事前にどの言語からどの言語に変換するのか設定さえしておけば、いつでも利用できるようになります。もちろん、モバイルのアプリも対応です。


②画像翻訳機能
 すでに実用化されていますが、画像を撮影して翻訳する機能です。
 これは依然買収した企業の機能をGoogle翻訳に統合する形になっています。


将来的にはハングアウトへ統合し、リアルタイムチャットや通話での翻訳を期待したいです。
そうすれば、アプリのインストール不要でWEBで実行できる翻訳機能としてSkypeとの差別化もできると思います。

今まではGoogleをMicrosoftが追いかける形でしたが、最近はMicrosoftをGoogleが追いかける形へと変化しているように感じます。
また、Googleは最近は目新しいイノベーションも起こせていないように感じます。

他の企業を圧倒している最新のイノベーションはGoogleカー、googleグラスです。
しかし、この分野もMicrosoftやapple等が参入し、どこが最初に製品するか期待されています。

『はやぶさ』の技術を家電製品で利用

小惑星探査機の『はやぶさ』の技術を家電製品で利用することが分かりました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/13/news129.html


JAXAが作った『はやぶさ』は、日本の最先端技術の塊です。
今回利用するのは、省エネを目指すため、ピークカットの技術です。

今後は他の技術も利用されていくでしょう。

分かりやすいところで行くと、太陽光発電のシステムです。
太陽光発電で一番の問題はジェネレータが高いこと、大きく重いことです。
『はやぶさ』はこの点をかなり改善しコンパクトにできています。

JAXAは近年自分たちの技術を民間での利用を推進しています。
『はやぶさ』だけでなく、宇宙開発や無重力空間での実験結果や協力等を民間で利用してもらい
たいと考えセミナーや技術公開をしています。
これは1つはJAXAだけで持っているのはもったいなく、日本の発展のために利用できればという方針があるからです。これはきっと政府の指示でもあると思っています。
また、自分たちだけだと視点が広がらず社会貢献のために自分たちの技術をどう利用すればよいの発想が追い付いていないということがあります。

是非、宇宙や無重力だからこそできそうなことが思いついた方はJAXAに問い合わせてみましょう。
ものによりますが、無償での協力を得られる場合もあると聞きました。
もしくはアイディアだけを伝えることだけでも十分効果のあることだと思っています。アイディアが不足しているのが現状です。

情報処理学会第77回全国大会 ニコニコ動画で放送

情報処理学会第77回全国大会がニコニコ動画で放送することが決定しました。



合わせてニコニコ動画のチャンネルも作成されました。



情報処理学会は論文の無償化など最近は先進的な動きが多くて良い傾向だと思います。

学会はどうしても時間が経つにつれ変化されなくなり、改善が行われなくなることが多いです。

私もいくつかの学会にお世話になっていますが、年間行事や体制に変化はないところが多いです。

他の学会もこのような取り組みを真似をして変化をしていってほしいと思います。

また、近年ニコニコ動画が昔のアンダーグラウンドから社会的な場所になっているように感じます。
それはそれで日本で認められたメディアになっているように感じます。
これはよいことではありますが、一方で中にはさみしさを覚える人がいるのではないでしょうか。

インターネット上でなくてもよいのですが、いつの時代もアンダーグラウンドは人が社会を保つために必要な機能だと思っています。決してルールを破るということではなく、公然の前では面子や立場の問題ではなかなかできないことをアンダーグラウンドで実施することで世界に新しいものを作り出す。
これは2chやニコニコ動画、コミケ等いろいろあると思います。そしてそこから新しい文化や考え方、発明などが生まれていると思っていますし感じています。

これは世界に誇れる日本人の特性でもあると思っています。
次世代のアンダーグラウンドはどこになるのか気になるところです。


2015年1月14日水曜日

地域ICT活用動画

総務省が地域のICT活用の事例の動画アップしています。

https://www.youtube.com/playlist?list=PL7PI1l61-EVLofVHutnQBZ0IZbgfZGD-_


日本のICT活用は政府・民間ともに先進国の中では最下位です。
このような動画を広めて少しでもICTの活用を進めてほしいです。

一方で、日本はICTの管理では世界でもトップクラスです。
得意なところと不得意な分野があるのは日本らしいですが、日本は平均的な強さがもともとの強みでした。
それを失うのとてももったいないので是非伸ばしてほしいです。

【重要】MAC アンインストール不能なウイルスが出回っている

MACを対象としたアンインストールや削除ができないマルウェア(コンピュータウイルス)が出回っています。対象の方はご注意ください。

http://japan.zdnet.com/article/35058898/


「Thunderstrike」と名付けられたマルウェアは「Thunderbolt」のポートを利用してシステムブートのROMファイルを書き換えるという手法を使っています。

「Thunderbolt」はappleが利用しているデバイスとの次世代インターフェースです。
USBやHDMIの後継となることが期待されています。

あまり知られていないですが、MACはあまり知られていないですが、脆弱性が非常に多く発見されていますが修正されていません。

理由の一つには、ホワイトハッカーや開発者が脆弱性を見つけても報告する場所がないため脆弱性の報告がappleが認識しない。

もう一つはマイナーバージョンアップが圧倒的に少ない。

実は、MAC用のアンチウイルスソフトはほとんど役に立っていないという報告もあります。

どのソフトも検出率が80%未満の状態です。

なぜか、このようなappleマイナスイメージのNEWSは報道されないですよね。なぜでしょう。

ナノマシン 体の中を駆け巡る未来の医療

医療用ナノマシンといえば、SFの映画によく出てくる体内を移動しながら体を治療してくれるナノ(10の-9乗)サイズの機械です。

http://wired.jp/2015/01/05/next-world-03/


東京大学で研究されているナノマシンですが、これは電子的な機械ではなく、普段体内を駆け巡りながらがん細胞を見つけると反応するカプセルのようなものです。

皆さんが想像するようなものではありませんが、かなり先進的な医療であることは間違いありません。

医療の考え方は以下の順番で上位化します。
①治療(応急処置)
②予防
③再生
④自己修復

現在は③の研究中です(ES細胞やiPS細胞)。しかし、今回のものは④となります。どれだけすごいことかご理解いただけると思います。

今後の研究が期待です。そして、夢である電子的なナノマシンの開発ができることを期待したいです。

2015年1月12日月曜日

スマートデバイス 使いずらいが83%

Accentureの調査でスマートフォンやスマートウォッチなどのスマートデバイスを使いずらいと答えた人が約83%であることがわかりました。

http://japan.zdnet.com/article/35058645/

中でも特に多かった回答は以下のようなものでした。
・使用方法が複雑すぎた(21%)
・設定がうまくできなかった(19%)
・広告通りに機能しなかった(19%)

これはまさにデベロッパーへの挑戦だと思います。
このようなことをユーザーに楽に使ってもらうことができないのはデベロッパーのデザインセンスが足りないのだと思います。

googleもappleもMicrosoftもUI、UXのデザインガイドを出していますが、それでもユーザーライクにできていないということでしょう。

今後どのようなものが最適なUIになるのかデベロッパー一人ひとりが考え、その積み重ねが大事なのだと思っています。

科学者の倫理観

最近、極度な倫理観を持つ科学者の話が話題になっています。

軍事予算は受けない、動物実験もしないといったように倫理感を非常に重視した科学者、研究者がいます。

しかし、科学の歴史を見ればわかりますが、軍事によって様々な分野の科学発展したのは間違いありません。そして今でも軍事に民間では使われていない最近技術が利用されているのも事実です。
また、医学の分野では動物実験をしないといきなり人で試すことになります。むしろそっちの方が人道的によくないのではないでしょうか。

たしかに倫理観は重要ですが難しい問題ですね。

今後、再生医療のことを考えると臓器の作成も人工的に人間を作っていることになりますからだめという意見もあります。

今後進むと思われる受精時にDNA調整も倫理的な問題に引っかかるといわれています。

とはいえ、医学や生物の分野はそうした倫理観がずっと問題になりながら、それを破った人が飛躍的に成長させてきた歴史があるのでなんとも言えない気がしますが・・・


OpenSSLの最新版リリース

以前、heartbleedの脆弱性で問題になったOpenSSLですが、脆弱性を8件修正した最新版 v1.0.1k/v1.0.0p/v0.9.8zd が公開されました。

また、v1.0.0とv0.9系はサポートは2015年12月31日で終了するため、v1.0.1kへのバージョンアップが求められます。

https://www.openssl.org/


一方でOpenSSLの後継といわれているLibreSSLですが、2.1.2が公開されておりOpenBSDを中心に導入が進んでいます。

http://www.libressl.org/


もう一個の後継と言われたOpenOpenSSLは完全にプロジェクトがなくなったようです。
そりゃこんな変な名前のプロジェクトはなくなりますよね・・・

平成26年度国債発行計画の変更

平成26年度の国債発行計画の変更内容が発表されました。

http://www.mof.go.jp/jgbs/issuance_plan/fy2014/20150109.htm





※平成26年度国債発行予定額(補正後)より


全体的に減らしているようです。しかし、合計金額は例年と同じくらいになっています。

調べたのですが、なぜ下げたのかはわかりませんでした。
予想ですが、予定よりも使わなかったのかな?


2015年1月11日日曜日

チャールズ・スターク・ドレイパー賞に赤崎氏と中村氏が受賞

工学分野のノーベル賞と言われている『チャールズ・スターク・ドレイパー賞』に赤崎氏と中村氏が受賞しました。



「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」はアメリカの研究機関「全米工学アカデミー」が毎年、工学の発展に大きく貢献した研究者に賞を贈っています。

今回は2014年のノーベル賞を受賞者の名城大学教授の赤崎勇氏とカルフォニア大学の大学教授の中村修二氏が、LEDの研究で大きな貢献をしたとして受賞となりました。

授賞式は2015年2月24日にアメリカのワシントンで実施される予定です。

日本人のLED研究が世界で評価されることは非常にうれしいことです。
私も大学生時代にLEDの構造について研究している時期があるのでとても親近感を覚えます。

Nature Index 世界トップクラスの研究に対する新たな指標を定義

世界でも有名な科学データベース、Nature Indexが世界トップクラスの研究を仕訳するための新たな指標を定義しました。

http://www.natureasia.com/ja-jp/nature-index/


 例としては以下のようなものがあります。
・国や研究機関の論文出版数
・論文に対する研究機関の貢献度
・国際・国内共同研究の比率
・共同研究実施機関
・社会的インパクトを測る Altmetric


Nature Indexは無料で様々な研究資料を無料で見ることができるため、科学者の知見を増やすためには非常に重要なサイトとなることは間違いありません。

近年、一気に科学者向けに情報がたくさん公開されるようになり、非常に良い傾向になっています。
是非、若いうちからたくさんの知識を蓄え、科学の発展に寄与していただきたいです。

それと論文は英語なので英語のスキルがより求められるようになっています。

政府、『サイバーセキュリティ戦略本部』を発足

政府は『サイバーセキュリティ戦略本部』を発足させました。

今まで政府のサイバーセキュリティ部門といえば、NICS でした。その上位組織にあたります。

戦略をサイバーセキュリティ戦略本部を検討し、実務をNICSが実施するような体制になります。

日本は全体的に各国と比べてセキュリティレベルが低いです。 今後は政府が中心となり、セキュリティの考え方を広めていく必要があると思っています。

是非、 サイバーセキュリティ戦略本部、NICSの動向を抑えて各企業がセキュリティ強化を実施してほしいです。

最近いわれますが、セキュリティはコストという概念が広まっていますが、投資であるという認識をまず理解していただきたいです。きっと、政府の組織で初めにやることはこの考え方を広めることだと思っています。

2015年1月10日土曜日

Windows7のサポートが1月13日に終了

Windows7のメインストリームのサポートが2015年1月13日で終了します。

メインストリームサポートとは、新機能リクエストの受付や機能改善等が行われるサポートです。
セキュリティアップデートについてはメインストリーム終了から5年になります。つまり、2020年1月14日に終了となります。

2009年10月22日にWindows7が発売しました。そこから約5年もうたったのでメインストリームサポートが終了です。
個人的な感想ですが、あっという間だったように思います。

Windows7後、8と8.1が発売されましたが、デスクトップPC用のOSとしてはあまり人気がありません。
10がデスクトップ用OSとして利用しやすいものであることをお願いたいです。

また、企業の方は2020年にWindows7のセキュリティアップデートがなくなることを前提にPCの入れ替え計画を立てていただきたい。
XPの時は事前に連絡があったにも関わらず、入れ替えが間に合っていない企業が多くありました。
同じ轍を踏まないためにも計画的な行動が大事です。

同様にWindows Server 2003とWindows Server 2003 R2のサポートが2015年7月15日に終了します。対応を急いでいただきたいです。
現在最も多く使われているサーバーOSのWindows Server 2008 R2は2020年01月14日です。
Windows7と同時期のため予算がつかないということがないように計画的に移行を始めましょう。

以下にMicrosoft製品のサポート一覧のリンクを記載しますのでご参考にしてください。

Microsoft 製品のサポート期限一覧
http://www.projectgroup.info/tips/Windows/support.html

ポイントで支援できるクラウドファンディング

WESYMというクラウドファンディングサイトですが、ここはポイント支援できるということを知りました。

http://wesym.com/ja/


利用できるポイントは以下の通りです。

  • Tポイント
  • 楽天スーパーポイント
  • 永久不滅ポイント
  • Gポイント


また、楽天ID決済やYahooウォレット決済も利用できます。

今まではクレジットカードでの支払いが一般的でした。そのため、クレジットカードを持っていない人は支援ができないなど敷居が高かったように思います。

ポイントでの支援であれば、気軽にできますので是非みなさんも利用・支援を実施して世の中の活動を活性化してほしいと思います。

2015年1月8日木曜日

【説明動画】科学の健全な発展のために(暫定版)-誠実な科学者の心得- 1章

科学者のモラル向上のため、『科学の健全な発展のために(暫定版)-誠実な科学者の心得-』の説明をしていきたいと思います。
短い動画ですので見ていただけると嬉しいです。





スライドはこちら
https://drive.google.com/open?id=188iXgtcN-UYF1bb28-sXxb1DRpO3W1Fx2yMvMAtoxCk&authuser=0

平成27年度税制改正の概要発表

総務省が2015年度の税制改正内容の概要を発表しました。



  • 過疎地域における事業用設備等に係る特別償却
    2000万以上の取得予定。
    2年間延長
  • 軽油引取税の課税免除の特例措置
    1kLあたり32,100円免除。
    適応期間3年間
  • データセンター地域分散化促進税制
    取得価額の10%の特別償却
    1年2か月(2016年5月31日まで)

来年度は大きな変更は以上です。
再来年度は郵便関連の税に手を入れる予定とのこと。特に海外への郵便の税について検討するとのこと。

androidタブレット用OfficeのPreview版がダウンロード可能に

androidタブレット用のOfficeのPreview版がダウンロード可能になりました。
対象はWord、Excel、PowerPointです。

Word
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.word&hl=ja
Excel
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.excel&hl=ja
PowerPoint
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.powerpoint&hl=ja

私はandroidタブレットを持っていないため試すことはできませんでした。

以前にandroid用やiPhone版、iPod版等が公開されています。
これでwindows、android、iOSが一通りそろったことになります。
スマートフォン、タブレットのシェアの9割以上はカバーされたことになります。

まだ対応されていないOSは、BlackberryやTizen等のシェアの少ないもののみです。
これから対応するかは発表されていませんがしないと思います。

近年、オープンな対応をしているMicrosftですが、windows、android、iOSの開発環境を提供していますが、他は提供していないのでそう予想されます。

たぶん、利用を進め無料公開をしているonenoteも今後提供されることでしょう。
また、swayもWindows版が成熟されれば提供されることが予想されます。
swayはOfficeの完成系に近いものとして次期Officeに導入されるためだからです。

Azure Media Services のライブ ストリーミングで暗号化が可能に

Azure Media Services のライブ ストリーミングサービスで暗号化が可能になりました。

http://blogs.msdn.com/b/windowsazurej/archive/2015/01/05/announcing-azure-media-services-live-streaming-with-playready-encryption-capability.aspx


ライブストーミングサービスはUstreamを始め世界にいくつもありますが、しかし暗合化できるサービスはありませんでした。
そのため、盗聴される危険性にさらされていました。
理由はいくつもありますが、リアルタイムで暗号化するのはパフォーマンス的に難しかったです。

しかし、今回可能になりました。これはAzureの膨大なリソースとMicrosoftの高度なプログラムのおかげです。
暗号化方式はAESで現在最高の暗号化方法です。さらにPlayReadyも追加されることが決定しました。


2015年1月7日水曜日

【募集】スプリング・サイエンスキャンプ2015

日本科学技術振興財団が『スプリング・サイエンスキャンプ2015』を3月に開催するため参加者の募集を行っています。

http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/


『スプリング・サイエンスキャンプ』とは、中高生、専門学校生を対象に3月の春休み期間を利用して科学、数学等の体験を行うことのできる企画になっています。

■詳細
主催 : 独立行政法人 科学技術振興機構、会場となる実施機関(12機関)
後援 : 文部科学省
サイエンスキャンプ本部事務局 : 公益財団法人 日本科学技術振興財団

開催期間:2015年3月23日~2015年3月29日(うち2泊3日)
応募資格:応募締切日時点で、日本国内の高等学校、中等教育学校後期課程(4~6学年)または高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒。
     これまでにサイエンスキャンプの参加経験がある人でも応募できます。
参加費:2,000円(支払いは参加決定後です)。
応募受付期間:2014 年12月8 日(月)10:00 〜2015 年1 月20 日(火)17:00

※注意点等はホームページで確認してください。


自分のスキルアップ、今後のキャリアアップ等のために是非理系の方に参加して知見を増やしていただきと思っています。


がんの転移を防ぐことができる

がんの転移を既存の薬で防ぐことができることが発見されました。

http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2015/01/20150106_01.html


がんが発症後怖いことは2つあります。
①治療後の再発
②がんが他の機関への転移

がんの再発は圧倒的に死亡率が上がります。単純に1度目の時よりも体力が落ちていることとがんになった部位の周辺の細胞ががんになりやすくなっているためより大きいがんができる可能性が高いためです。

がんが複数の場所にできると治療は1つずつ実施することが多いです。複数やることはリスクが高いといわれています。

転移の仕組みはがんのまわりにあるがんニッチ細胞というものがあり、この細胞が活動することによって他の機関に移動しようとします。これは血管を通ります。

『B型慢性肝炎の経口治療薬のプロパゲルマニウム』がこのニッチ細胞の活動を抑えることがことができることが発見されました。

現在は、マウス実験の段階で強い転移抑制ができることが確認できています。今後、人間での検証が行われ実用に至ると思います。

すでに利用されている薬のため、副作用などの人体影響がわかっているため、実用化までスムーズに行くことが想定されます。
気になるのは抗がん剤と同時に利用した場合にどのような反応を起こすのかです。相性が悪い場合はがんの進行が進むことも想定されます。

2015年1月5日月曜日

日経サイエンス 電気信号で天才を作る取組

以前、2014年の科学のブレイクスルーの中で光によって、脳を操作する技術を紹介しました。
今回の紹介は脳というよりは頭に電極を付けて脳を操作し天才を作るという取組です。
こちらは日経サイエンス2015年2月号に特集されています。

http://www.nikkei-science.com/201502_038.html


一部の能力に特化した自閉症の方々たちは1つのことに関して天才といって間違いありません。
映画『レインマン』にもなりました。

自閉症の人は一見異常な人が多いです。人とのコミュニケーションがうまく取れなかったり、突然異常な行動をとったり、感性が人とずれていたりしています。

これは脳の一部が進化し特化しているためです。なので異常者として扱うのは失礼なことです。

自閉症の原因は未だに特定できておりませんが、この状態を人工的に作ろうというのが今回の取組です。

人間の脳はニューロンという細胞の塊です。この細胞は電気信号が通ることで活性化され成長することがわかっています。また、逆に電気が通らないとつかわれていないとして細胞がどんどん死んでいきます。
ちなみにニューロンは胎児のときにすべて出来上がり、成長はしますがそれ以上細胞分裂はされず減っていく一方です。

今回の取組は電気を流すこと成長することを利用して脳の一部のニューロンを大きく成長させるというものです。

しかし、まだ脳の解明が進んでおらず、どう流せばどのような能力が成長するのかわかっていません。
現在、人間でも実施していますが、ほとんどがネズミなどを利用しての実験が繰り返されています。

がんの原因は遺伝が中心ではなかった!?

がんの原因が不運によるもの最も要素として大きいことが米ジョンズ・ホプキンス大学の研究でわかりました。


http://www.afpbb.com/articles/-/3035527

がんの原因のうち3分の2が不運、3分の1が遺伝、生活環境によるものである同研究では発表しています。

一般にがんは2種類のパターンで発生します。
①紫外線などの強い粒子が体を貫通した際に細胞核を破壊し、次の細胞分れる時に異常な細胞ができてしまう。
②細胞分裂時の突然変異

この原因は遺伝や生活環境による影響が強いというのが医療業界の常識でした。
遺伝については、DNAになりやすくを表すものがあると過去の研究からわかっています。自分の2親等以内にがんになった人は注意が必要です。
生活環境については、紫外線やX線、食べ物による影響、睡眠不足などが原因と言われています。

一方で人間は異常な細胞ができたときに100%がんになるわけではありません。
体にはがんを退治してくれる抗がん物質があったり、病原菌を退治する白血球ががんを見つけては退治してくれます。

しかし、退治する速度が間に合わなかったり、なぜかがん細胞を正常な細胞と認識してしまうことがあり、がんという病気が発症してしまいます。

しかし、今回の研究で原因②が圧倒的に高く、発症してしまうことが分かったことになります。
もちろん、3分の1は遺伝と生活環境であるため、リスクを下げることはできます。

しかし、不運が原因だとするとどのように対処をつけていいのか悩みです。

Twitter 10分の動画アップ可能に

米Twitterにて10分程度の動画がアップできるように準備中であることがわかりました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/04/news003.html


同動画アップ機能は解析ツール付き見たいです。
すでに一部のユーザでアナリティクス機能が公開され、ツイートの参照回数やリンクのクリック回数が見ることができるようになっています。
この機能に追加されるイメージだと思われます。

この対応はユーザー数がtwitterを一気に抜いたinstagramへの対応だと思われます。

instagramはベースは画像共有サービスでしたが、現在では画像、動画、コメントも共有できるサービスになっています。コメントはtwitterのように140文字という制限がありません。UIはTwitterのようになっているため、気軽に使えるサービスとして米国を中心にユーザー数が伸びています。 
また、Twitterやfacebook等の各種SNSと連携できることも同サービスの強みです。

Twitterはノーツイートユーザーがここ1,2年で一気に増えていることを懸念し、さまざまな対策を行ってきましたが、あまり効果が出ていないことに悩んでいるようです。
個人ユーザーよりも企業ユーザーの方が現在では利用率が高い状況になっています。
そのためか、広告機能の強化やアナリティクス機能が追加されたのだと思われます。

この傾向はTwitterに限ったことではなく、成熟したSNSはほとんど同じ状況です。facebookやmixiも同じようになっていることを感じている方は多いと思います。
少し系統は違いますが、ニコニコ動画もユーザー数が激減し企業用途の方が利用率が高い状況です。(ランキングTOPもアニメ放送やチャンネル用のものばかりですし) 

この傾向に完全に逆らっているSNSもあります。
例は広告なしサービスを歌っているgoogle+やElloです。決して企業での利用を認めていないわけではありませんが、企業用途は少なく、個人ユーザーの定着率も高いです。
しかし、あまり知られていないいないため、ユーザー数が増えないことが彼らの悩みとなっています。

SNSの業界は難しいですね。企業での利用がないと収支あわないどころかユーザー数も増えない。しかし、そのようなサービスが長期化すると個人ユーザーが減ってしまう。

どのようなSNSを作れば世の中に最適なものになるのでしょうか。

渋谷区 野宿者の命を断とうとする

渋谷区が野宿者たちをだましての命を断とうとしたことがわかりました。

http://blogos.com/article/102733/


美竹、神宮通、宮下の3つの公園は野宿者が良く利用されている場所ですが、この公園を渋谷区は年末年始の2014/12/26~2015/1/4を開放し、利用できると事前連絡をしていましたが、実際は閉鎖し入ることができないようにしました。

これによって、多くの野宿者が居場所を失ってしました。まだ、ボランティアで野宿者を助けている方たちも物資の支給がする場所がなく、実質野宿者たちが死んでも良いという対応を取りました。

実際は幸いなことに歩道スペースを使って野宿と物資の支給が行われました。


これが公共のやることでしょうか?私は違うと思います。

まず、公共が命を蔑ろにするような行為は絶対にしてはいけないと思います。

次に本当に公共がやらなければならないのは、ボランティアの方たちがいなくても野宿の人を助けることのできる環境です。
本来は死者がでないように物資の支給などは区の方々がやることだと思っています。

理想としては国がこのような方たちを助ける運動をすべきだと思っています。

衣食住を与え、仕事を与えて自立させてあげることが国がやるべき政策です。

国会議員は、彼らのように有権者ではない人(権利はあるが住居がないため実質投票できない人)に対しての政策はほぼ行いません。
現に投票率の低い若者向けの政策や有権者になっていない20歳未満に対する政策はほとんど行っていません。
これは政策だけでなく、マニフェストを見れば一目瞭然です。

しかし、本来あるべきは日本をよくするための政策です。日本人を守り、日本を発展させるための政策です。

私は公共が本来やるべきことができていないと感じています。
歴史を見る限り、特に戦後はお金持ちのための政策ばかり行われ、人口の多い一般人のため政策が少ないことは本当に嘆かわしいことだと思っています。

日本人は政治に興味がなさすぎです。
もっと日本人は政治に興味を持ち賢くなって良い議員や市長等を選べるようにしましょう。

2015年1月3日土曜日

今年のMicrosoftへの期待

前にMicrosoftの大きなイベントについて記載しました。

http://junnichi-hirashima.blogspot.jp/2014/12/microsoft20150306.html


Microsoft好きの僕としては、今年もいろいろなことを期待したいと思っています。
すでにわかっていることについて記載します。

■クライアント
・Windows10
・新Office
 swayというプレゼンテーション?ソフトが追加される予定です。
 また、合わせてoffice周りのサーバー製品も新製品化される予定です。(SharePoint等)
・.net framework 4.6にバージョンアップ予定です。

■サーバー
・新WindowsServer
 合わせて管理ソフトのSystemCenterも新製品化されます。
 PowerShell 3.0から5.0にバージョンアップ予定です。
 Windows Management Framework 4.0から5.0にバージョンアップ予定です。
 IISも8.0から9.0にバージョンアップ予定です。

■クラウド
・Microsft Azure
 この機能は3週間に一回更新されています。更新内容は各サービスblogを確認してください。
 新サービスは追加予定については発表されていないのでよくわかりません。
 まだ、アメリカサイトのデータセンターのAzureが最新のサービスになっていることが多いです。
 そのため、日本のデータセンターのサービスが不足しているものが随時追加されています。

■開発
・Visual Studio 2015
 すでにPreviewは公開されています。正規品がいつ発表になるか期待です。

■ハードウェア
・Serface
 毎年バージョンアップしているため、pro4が期待できると思います。
 3の時はデザイナー向けのバージョンアップでした。
 性能アップと軽量化は引き続きやると思います。3に対してそんなに苦情は出ていませんのでどういうバージョンアップをするか謎です。
 個人的にはグラフィック性能が足りていない気がします。後は熱放出がいまいち。
・スマートバンドMicrosoft Band
 まだ日本での発売がされていないため日本発売を期待したいです。
 しかし、現在の価格が199ドルと手が出せない価格なのでもう少し落としてほしいです。


地球温暖化であまり語られていないこと

皆さんもご存じの地球温暖化ですが、一般に二酸化炭素の排出量を下げることのみが話されることが多いです。

しかし、他にも原因があることをご存じでしょうか。

WWF(国際的な地球温暖化防止)では、炭素軽減を掲げています。
炭素軽減とは、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン等の炭素を含み空気中にある成分で温室効果のあるものをすべて対象としています。

しかし、原因はこれだけではありません。
今回お話したいのは『水蒸気』です。
皆さんもご存じだと思いますが、水蒸気は水です。水が気体となって空気中にあるものです。
実はこの水蒸気ですが、温室効果が二酸化炭素の2.3倍程度あるのです。

では水蒸気の世界的な変化ですが以下のようになっています。

※論文『近年、地球温暖化に伴う異常気象が大きな問題となっている』より引用


少し古いデータですが傾向が変わっていないと思われます。
1990年代と比べると2%程度ですが、上昇傾向が見られます。

温室効果ガスの変化ですが以下のように1990年から比べると5~6%の上昇傾向になります。
 ※『STOP THE 温暖化 2008』より引用

 こう見る水蒸気は2.3×2%=4.6%の上昇効果があることがわかります。
つまり、温室効果ガスよりも少ないですが同じくらいの効果を出していることがわかります。



 ※気象庁データより引用

 1990年からだと標準偏差+0.27℃で1.28℃上昇しています。

水蒸気、温室効果ガスそれぞれ約0.64℃ずつの効果だと思われます。

温室効果ガスだけでなく水蒸気も減らさないと地球温暖化の解決にはできないです。

水蒸気が増えている理由は、地球温暖化によって北極と南極の氷が溶けているためだめだと思われます。氷が溶けて、海の水が増えて温度が上がり蒸発量が増えたと思われます。

では、これを解決するにはどうすればよいでしょうか。
一つは北極、南極の氷を増やす。これは現在方法が見つかっていません。
もう一つはたくさん雨を降らすことです。これは可能です。現に日本には強制的に雨を降らす装置があります。利用されたことは一度しかないと聞いています。

雨が降る原理は単に水蒸気量が増えただけでなく空中に塵があると塵に水分子がくっつくと重くなり地面に落ちてくるわけです。
これを人工的に実施するため、日本へ来る空気に水分子がくっつきやすい塵をまくことで雨を降らします。

これを日本だけでなく世界的に実施することによって水蒸気量を減らすことができます。

しかし、地球温暖化の問題の一つの海の水位上昇は加速してしまいます。
もしかしたらこれによって温度が低下し北極、南極の氷が増える可能性もありますが、どうなるかシュミレーションできていません。そのため実行ができていないのです。



次に地球温暖化による影響について説明します。
よく言われるのは、海水の温度上昇による北極、南極の氷が溶けることです。他には気象の変化も言われています。

次にあんまり話されていないことですが、海が弱アルカリ性から弱酸性へと少しずつ変化しています。
phでいうと2050年には8.02から8.12に変化するといわれています。

これによる影響は、まず魚の生態系が崩れます。中には絶滅してしまうものも出てきます。殻を持つ生物は殻がスカスカになります。そうするとまともに生活が送れなくなります。また、魚のえさでもある微生物は酸性に非常に弱いので絶滅の可能性もあります。

他に確認されている現象として昆虫の色が濃くなっていることが確認されています。
昆虫の色は育った環境の温度によって変化します。特にわかりやすいのが殻を持っている昆虫です。
カブトムシなど東北と九州では色が九州の方が若干濃いです。




地球温暖化はこのようにあまり語られていない原因と影響があります。
もっと、地球温暖化についてみんな知って小さな対策でも良いので実施してほしいと思っています。

日本国のエネルギーコスト対策

首相官邸からエネルギーコスト上昇に伴い、対策が発表されました。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/energy_cost.html


対策は大きく以下の3つに分類されます。
(1)省エネルギー・再生可能エネルギーの推進
(2)エネルギー価格の影響への対策
(3)資源・エネルギーの安定供給

対策内容を確認しましたが、すぐに効果のなるような内容はありませんでした。
特に庶民への緩和するような対策がほぼないです。企業への対策や公共事業等への対策がほとんどでした。
庶民への対策は長期的なものや新規の住宅を作った場合の対策が主なものになっていました。

個人的には、即効性の高い対策と長期的な対策の二面対策を行ってほしいです。

■具体的な対策
(1)省エネルギー・再生可能エネルギーの推進
  • 住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金(経済産業省)
  • 地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金(経済産業省)
  • 民生用燃料電池(エネファーム)導入支援補助金(経済産業省)
  • 燃料電池車用水素ステーション、EV用充電ステーションの整備(経済産業省)
  • クリーンエネルギー自動車等導入促進対策(経済産業省)
  • 地域交通のグリーン化を通じた電気自動車の加速度的普及促進(国土交通省)
  • 定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業(経済産業省)
  • 地産地消型など再生可能エネルギー等の導入促進(経済産業省)
(2)エネルギー価格の影響への対策
  • 漁業経営セーフティーネット構築等事業(農林水産省)
  • 中小トラック事業者の燃料費対策(国土交通省)
  • トラック事業における燃料サーチャージの導入等適正運賃収受の促進<予算措置以外>(国土交通省)
  • 施設園芸に係る燃油価格対策<予算措置以外>(農林水産省)
  • 離島航路の運営費補助(国土交通省)
  • 地方公共団体の実施する原油価格対策に係る特別交付税措置<予算措置以外>(総務省)
  • 石油コンビナート事業再編・強靱化等推進事業(経済産業省)
  • 石油製品供給安定化促進支援事業(経済産業省)
  • 灯油配送合理化促進支援事業(経済産業省)
(3)資源・エネルギーの安定供給
  • メタンハイドレート開発促進事業(経済産業省)
  • 海底熱水鉱床採鉱技術開発等の調査事業(経済産業省)
  • 海洋資源確保に向けた調査研究の加速(文部科学省)
  • 海洋資源開発・海上輸送技術の向上(国土交通省)
  • 革新的エネルギー技術の研究開発加速(文部科学省)
  • 高性能核融合実験装置(JT-60SA)計画の加速(文部科学省)
  • 再生可能エネルギーの接続保留問題への緊急対応(経済産業省) 

2015年1月2日金曜日

無料で大学の授業を受けよう

皆さんは『MOOC(ムーク)』という言葉をご存じでしょうか。
Massive Open Online Course の略で『大規模(massive)な、誰にでも無料で公開(open)されている、インターネット上(online)の授業(course)』という意味です。

海外で流行してしていて様々なコンテンツが提供されています。

日本でもこの活動がJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)という団体ができました。

http://www.jmooc.jp/

ここでは、大学の授業等がすべて無料で公開されています。

協力企業には、ドコモ、富士通、TAC、クリエイティヴ・リンク、ネットラーニング等大手が集まっていますので今後企業主導の学習コンテンツも期待できます。

パブリッククラウド一番使われているサービスは?

クラウド総研の調査結果をまとめている『国内クラウド市場 ユーザー利用動向調査 2014年度 vol.3』によれば、現在一番使われているサービスはMicrosoftが提供するMicrosoft Azureであることがわかりました。

http://cloudsoken.jp/pdf/2014_vol3.pdf

※クラウド総研『国内クラウド市場 ユーザー利用動向調査 2014年度 vol.3』より


この数値は、検討中も含んでいますし、企業数になっているため規模は不明な状態です。
同報告に読んだところ中小企業がAzureを利用しているためのようです。
調査対象はほとんどが3000人観未満の企業でした。

利用業態は情報通信、医療・福祉、不動産・物品貸借が多いようです。

















※クラウド総研『国内クラウド市場 ユーザー利用動向調査 2014年度 vol.3』より 

利用用途は明らかにストレージ、WEBサービス情報系システムに偏っているようです。
基幹システムでの利用はまだまだ少ないようです。
基幹システムと企業規模の関係は同調査からは不明です。


『強度近視』で見えなくなる危険性

近視事態で失明することはありませんが、近視が進むとどんなに近づけても見えなくなってしまうことがあります。

○レーシック
レーシックをやることで目が良くなると誤解している人もいますが、近視が良くなっているわけではありません。
レーシックは目の角膜をレーザーで削ることでピントが合うように調整しているだけです。

○近視の原因
近視の原因は眼球が球から楕円体になりピントが合わなくなってしまったためです。
しかし、若いうちや遠くを頻繁に見ている人、スポーツをやっている人は水晶体を動かす外眼筋という筋肉が強化されているため近視にならない方もいます。


○治療法
楕円体になってしまった眼球をもとに戻す方法は現在ありません。
メガネ、コンタクト、レーシックによってピントを調整するのが現実的です。
他には外眼筋を鍛えることでピントを調整する能力を高めることができます。この方法なら近視がどんなに進んでもほぼ失明状態になることはありません。

○未来の治療法
ES細胞やiPS細胞などによって眼球を作り出し眼球と取り換える方法があります。


2015年1月1日木曜日

Windows Server & System Center Technical Preview 評価ガイド 公開

次期WindowsServerとsystem Centerのtechnical Previewが公開されて間もないですが、評価ガイドも公開されました。
本資料には、新機能についてもまとめてあるため、差分チェックにも使えます。

http://t.co/WCMXdO8L9A


Microsoft Internet Explorerと決別しSpartanへ

まだ、正式発表ではありませんが、匿名情報によるとMicrosoftのWindows 10からIEからSpartanに変更するとの情報が寄せられています。

Windows10 technical previewではIEだったような・・・

SpartanはC++でできている軽量ブラウザらしいです。
たぶん、今後のモバイル、タブレットが中心になることを想定してのことだと思います。
デスクトップ用のブラウザは完成されたものがfirefoxやgoogle chromeなどありますからね。

正確な情報が出る1月末を待ちましょう。